こんにちは。
公益社団法人 東村山市シルバー人材センター パソコン・スマホ教室
の講師がお伝えしています。
今日の担当は田中です。
細身で、おしゃれな彼。
2年前お母さまを亡くされて、お父様の介護をしているとのこと。
…誠実で控えめ、
人との付き合いが苦手?…
購入した本を3冊持参された。
「iPhone 14」の本2冊
(内、1冊は裏技らしき本)
SNSも教えて欲しい。
「○○さんは本を読むのが苦手?」
と聞いてみた。そうだと言う、
「まず本を読み、
分からない処を聞いてください。
読んでみて、分からないと悩みますよね。
悩むことで、分かった時の喜びが
覚えることになると思いますが」
と自分の経験からの話をする。
次の週、
「授業の始めに聞いて良いですか?」
彼は新聞の切り抜きの
赤い丸印の付いた
いくつかの質問をご案内した。
‥彼はスマホを通して
人と繋がりたいのかな?‥
授業後
本を1週間お借りすることにした。
ネット炎上専門家が教える
「ネットで絶対に失敗しない
たった一つの方法」
「知って安心!
SNSとインターネットの
ここが気になる」
を参考にして
SNSを利用などの解説があった。
これを彼に伝えなければ…
✳だいぶ前のお客様で男の方だった
「仲間が、競馬をスマホで見ている
どうすれば」
それが目的でいらした方がいた。
4回の授業の内、体調などでお休みになり
もっと教えて差し上げたかったと思ったのだが、
「先生、大満足だよ。競馬がスマホで見られるようになったんだ!」
とお帰りになった。
✳月1回の指定講座
を続けられる受講生さま
1年以上月4回
その後、毎月いらっしゃる
スマホ操作の復習
困っていることの質問の他
新聞の切り抜きを毎回持参され、私が見落としている情報についての話などもされる
✳ガラケーからスマホに
買い替えられての受講生さま
介護をされながら、
ご主人のデイサービスの合間に、お見えになる。
毎回繰り返し、おぼつかない操作ではあるが、「覚えたい!」のお気持ちが伝わる。
休憩時間に、お互い歩んだ人生の話などをしたりもする
1対1で2時間の授業では、
回が重なると親しみが湧き、スマホ操作以外の話になることも多い。
様々な方々に出会い、会話の中でひとり、ひとりの心の襞に触れ寄り添ったり、お客様からの情報も頂く。
息子は
「母さんは痴呆にはならないみたいで安心」と言う!