こんにちは。

公益社団法人 東村山市シルバー人材センター パソコン・スマホ教室

の講師がお伝えしています。

 

今日の担当は、

「Wordでお絵描き」も担当しているHagimoriです。


 皆様こんにちは 

 ある日なんとなくテレビの旅情報番組を見ていた時のこと、

箱根の老舗ホテルが提供するカレーライスをいただく時、「なぜフォークを使うか」をクイズにしていました。

 スタジオの司会者の答えは正解ではなかった。答えは「カレーというのはスープではなくお食事であることからフォークでいただくのです」ということでした。

 

 「カレーライスをいただくときのカトラリーについて」ネットで少し調べてみました。帝国ホテルの副総支配人の犬丸さんがこの件で、祖父の帝国ホテルの元社長の犬丸徹三氏)に、『カレーはキッド(液体)ではない! フォークで食べるものだ!』って叱られてさ」と話されたとのこと。という記事を見つけました。これも納得できました。

 

このお話にご興味のある方は、下記のページにどうぞ

カレーはフォークで食べるか、それともスプーンで食べるか? - hotel gadget (chifumi-murase.jp)

 

ほぼ半世紀前になります。結婚し、嫁ぎ先に行った時、義母がふるまってくれたカレーライスをご馳走になりました。

その時用意されていたカトラリーはフォークでした。その時「なぜ?」と聞けずに夫に後で聞いたのですが、昔からフォークで食べていたとのことでした。その後、直接理由を聞くこともなかったのですが、義母は「カレーをフォークでいただく」の理由を知っていたのです。その他にも、義母からいろいろなことを教えていただきました。英語と書道、オペラと車の運転が得意な人でした。

 

 私もそれからはカレーライスを作ったときは家族で毎回フォークでいただくことにしました。カレーの濃さもご飯にまとわせて上手に口に運べるようにします。具材も小さめの場合はフォークだけでOKでしょう。

 何気ないテレビの一コマで「なぜスプーンではなくフォークでいただくか」の理由を知ることができ、犬丸氏の言葉でさらに納得しました。今更ですが…すっきりしました。

 

都心に住んでいた時には、あるホテルでいただくカレーライスが大好きで、時々訪れていましたが、その時のカトラリーはフォークとナイフでした。カレーは用意されたフォークでいただくことが常でした。ただ添えられている大き目なお野菜やお肉がある場合はナイフで小さく切っていただきます。スプーンでナイフ替わりもできるのでそのためにスプーンも添えられているところもあります。お店によりカトラリーは様々ですね。

 

子どもが生まれてから、ホテルにはなかなか行けなくなり、カレーライスは自分で作るようになりました。私が子供のころ、母が作ってくれたカレーは、SB食品のカレー粉と小麦粉を炒めたルーを使ったものでした。お肉や野菜もたくさん入ったカレーでとてもおいしかったのを覚えています。ただ時間をかけて炒めるのが難しくて、別に香辛料も用意しなくてはなりませんでした。最近は市販のルーも使うようになりました。

作り方で、昔から変わっていないのは、ニンニク・生姜・唐辛子・カカオの多いチョコレート・ワイン(酒)・粒胡椒・ブイヨン等もタイミングを見て加え、火加減に気をつけてゆっくり煮込み、そして風味づけに最後においしいバターを加えます。

 

そうです、カレーはきちんとしたお食事なのですね。子供たちが小さい頃は、2種類のカレーを作っていましたが、今は大人用のピリッとした味に深みのあるカレーにしています。

 

子どもたちも成人になって、普段お互いに忙しくしていて、なかなか会うこともままならないのですが、私のカレーが大好きで、「カレーを作りますよ」と知らせると、仕事で忙しい中でも、都心から駆けつけて、おかわりまでして帰っていきます。

カレーは、私のコミュニケーションツールにもなっているのでしょうか。子供たちからの愛情表現であるかもしれません。「おいしい」と言って、たくましく食してくれる姿は何よりの親孝行を感じさせてくれ、幸せになるのです。

 

 カレーは香辛料がたくさん含まれている健康食品だと思っています。母を思い出してくれる味をこれからも作っていこうと思っています。

 

 

最後に…

宵越しのカレーはおいしいといわれておりますが、特にこの季節、お鍋ごと部屋に放置してはいけないそうです。菌の繁殖がものすごくなるそうです。食中毒を起こさないように、冷蔵庫に保管して、翌日はしっかり温めなおして召し上がってくださいね。

 

 夏の風物詩 花火