こんにちは。
公益社団法人 東村山市シルバー人材センター パソコン・スマホ教室
の講師がお伝えしています。
今日の担当は田中です。
10年以上前‥
小田急線新宿駅の特急ホームで電車を待っていた時のこと。
外国人に
話しかけられたことがあった。私は言葉がわからず、戸惑い困っていた。
通りかかった若い男性が、素早く応対し彼を連れて階段を下りて行った。
「各駅停車に乗車したかったのか、英語が話せたら!」と痛感した記憶がある。
昨年の12月
熱海の友達のところへと、新宿で指定席券を購入し、小田急ロマンスカーに乗り込んだ時のことだった。
席を見つけて、隣の学生らしき女の子に「宜しく!」と声を掛けた。
言葉が通じない様子に、
思い立った「翻訳アプリ」
14歳だという韓国人の女の子、箱根湯本まで行くという。
アメリカ在住で今回、日本をあちこち観てきた。箱根に2泊し、韓国経由で帰国するのだと言う。
「日本の景色、食事、
人も良いです。」
歴史問題も話に出たが、
「仲良くしたい」で一致!
スマホでの会話だったけれど、気持ちを通わせることが出来た。
次は「小田原~!」のアナウンスに
1時間近くも経っていたとは‥
「アプリで会話したのは初めて、
あなたに出会ったこと幸運でした。忘れません」
と書いてあった。
「私も同じ気持ちです」と返し、
思わず手を握り合って、何度も振り返り別れたのだった。
今年、
4月に、熱海の友達のところへ出かけた時のことだった。
彼女から頼まれた買い物を済ませ、熱海駅行き路線バスに乗り込んだ。中国人の女性が「アプリの翻訳」を手に話かけてきた。
バスを降りるとき写真を一緒にと誘われ、彼女のご家族ともパチリ!
円安で外国人観光客の話題が多い中
富士登山、写真撮影や京都などのゴミ捨て等、マナーが問題になり、心痛むことも多い。
迎え入れる私達が毅然と見本を、尚且つ優しい日本人を見せなければと思う。
10年を経て、驚くような進歩と光景
そんな時代の変化を、
私の残りの人生で、どの位見ることが出来るのだろうか。