こんにちは。
公益社団法人 東村山市シルバー人材センター パソコン・スマホ教室
の講師がお伝えしています。
今日の担当は小菅です。
百日紅とはサルスベリの事です。
今年も百日紅のピンクの花が咲いています。
花の色の種類はピンクや白が多い様ですが。
もう何十年も前の夏、官庁を退職後、
専門学校の講師だった父が
「疲れやすい、胃が痛い」との事。
親戚の外科医に診断、手術していただいた。
しかし、手術で開腹したが、もう、
治療出来ない位の胃の末期ガンで
余命は3〜6ヵ月との事でした。
自宅の庭に面した部屋を父の療養に使った。
ご近所に病院の院長先生が居られたので、
往診していただき緩和ケアをお願いしました。
父の部屋の窓のすぐ外には、百日紅の木があり、
ピンクの花を咲かせていました。
その後も百日紅がその名の通り
約3ヵ月(100日) 咲き続けましたが、
やがて百日紅が散った後の翌年の1月に、
父は他界しました。
毎年、百日紅の花が咲くたびに、
あの辛かった日々と、
温厚で、座禅と謡曲や書道が趣味で、
私には甘かった(姉妹談)父を思い出し
感謝しています。
葉っぱが枯れ落ちる冬の間に枝を切り詰めて
樹形を整えておくと、翌年の花付きが良くなり、
花房が大きくなります。
毎年冬に、葉が落ちた後に太い幹と太い枝を
残して全ての枝を切り落としています。
春には、新しい芽が出て、育ち、花が咲きます。
ではまた。