こんにちは。
公益社団法人 東村山市シルバー人材センター パソコン・スマホ教室
の講師がお伝えしています。
今日の担当は田中です。
朝日新聞5月12日
「天声人語」の欄に目が止まった。
先日(4月28日)の訃報が心に残り、母の日にあたって
星野富弘さんの詩を思い出している……とあった。
富弘美術館!何年前だったか、
優しく美しい草花の絵と語りかける言葉にあの時、釘づけとなった。
(24歳で大けがをし、首から下が動かなくなり絶望と怒りに苦しむ中
生きる意味を教えてくれたのは野の花だったという
口に絵筆をくわえ、野の草花の絵を書き人々に感動を与えた星野富弘さん)
小学校3年の時
九州から東京へと学校も転校し
足が悪く九州弁丸出しの私は
「しっちょるもん!」
「ビッコ!ビッコ!」
と悪ガキ共に通学路で、はやし立てられていた。
ある日
新任の若い担当教師長谷川先生に、
「職員室に来い」と声をかけられた。
先生は私の目を見つめ
「痛みを知る者は、痛みの辛さを体験できるのだから、彼らより立派な人になれるんだよ」
「痛みを与える彼らは、立派な人間になれないんだ」
この言葉との出会いは私の生涯の心の支えとなっている。