こんにちは。
公益社団法人 東村山市シルバー人材センター パソコン・スマホ教室
の講師がお伝えしています。
今日の担当は、
「Wordでお絵描き」も担当している萩森です。
20年以上、パソコンにわくわくドキドキしながら
楽しんで接しております。生活の中で感じたこと、お絵描きについて、パソコンの楽しみ方などお伝えできればと……
こんにちは
満開の桜に感動したのがつい一週間前のことでした。そのあと、嵐のような強風や雨によって、桜は散ってしまったのだろうか?心配でした。
都心の桜はそろそろ見納めであると、ニュースキャスターが話しています。
今日は全くのフリーです。久しぶりの解放感。
夕べゆっくり睡眠がとれたことで、心身ともに快調でした。
ふと、多摩湖半周を歩きながら、桜がまだ咲いているのか、散っているのか、ただ見てみたい、確認したいという気持ちが沸き上がりました。
晴れ。気温23度。薄手のブラウス、チュニック、コットンパンツに着替え、心わくわく出かけました。
西武遊園地沿いの道に、濃いピンクのふっくらとした花を見つけました。八重桜です。髪飾りのようなかわいい姿。そう、ソメイヨシノが散るころから咲くことを思い出しました。八重桜はまだまだこれからです。また楽しみが増えました。
可愛いピンクの八重桜
しばらくフェンス沿いにピンクの並木が続きました。
下はトンネルの急坂を駆け上がると、あの雨にも風にも負けなかった桜と出会えました。ソメイヨシノです。
ソメイヨシノ まだかなり残っています。
さすがに満開ではなかったが…。足元には役目を終えた花びらが吹き溜まっていました。少し安心して歩みを進めました。
多摩湖は東村山市の北西に位置します。その湖に沿って遊歩道が設置され、多摩湖全周すると11.825Km。
私は半周の7.242Kmを歩くことにしました。この道が大好きで、体調がよいと歩きます。
心地よいカーブが続き、飽きさせない道です。
負担にならない高低差の登り、下り。道に沿って左側は多摩湖沿いにたくさんの大・小さまざまな木々が生い茂っているため、フィトンチッドが溢れていそうです。時々マスクをはずして、深呼吸をします。
椿
遊歩道から多摩湖を望む
名残の桜と遊歩道
道の端にはタンポポが咲き日当たりの良いところでは、種が今にも飛んでいきそうです。
遊歩道
うぐいすの鳴き声が聞こえます。まだ生まれてまもないうぐいすの舌足らずな鳴き声も聞こえます。
歩き方にも気をつけます。姿勢を正して踵から前に出すように、少し速足で歩くことを心がけます。疲れたらゆっくり歩き、また速足の繰り返しです。
ここもカーブの遊歩道
西武ドーム(ベルーナドーム)の大きな屋根がみえてきました。太鼓やトランペットに声援なども加わり、大きな音が聞こえています。野球の試合中なのでしょうか?
歩き始めてちょうど3Km。
西武(ベルーナ)ドーム
3Km地点 青紅葉
提体の端からの距離
ちょっと寄り道、こぶし橋と、多摩湖橋を渡って多摩湖周辺の地図をiPhone15に収め、橋を下りました。
多摩湖橋
道案内の看板
坂を下ると多摩湖中央を渡る橋です。そこには新しい橋が架かっていました。人と自転車しか渡れない橋。幅5メートルを超えるような大きな橋で驚きました。左側が歩道右側が自転車道と決まっていて安心ですね。
人と自転車のみ通行できる橋
多摩湖東側の提体を望む
橋の中央から狭山公園沿いの提体が遠くに見えました。多摩湖周辺の木々の色は、さまざまに自己主張した緑でおおわれています。
橋を渡り、湖沿いの道を歩きます。帰りの道も遊歩道です。道に沿って車道があり、時々車が走っています。囲炉裏焼きの食事処「鳥山」を右に見ながら、帰りは平たんな道、5Kmを過ぎると、ほぼ緩やかな下り坂なので、足はどんどん前へ、 前へ。楽ですね。
6Km地点7Km地点を順調に進みました。道沿いにはシャガの花や、つつじがとってもきれいでした。
つつじ
シャガ
つつじの生垣
気が付くと、街頭が灯り、車のライトも。多摩湖の狭山公園に薄闇の中、着きました。
少し歩くと提体の手前にゴール地点があります。
スタート地点とゴール地点
入口から左右に並ぶ桜は、まだ十分見るに足る姿をしていました。都心より長持ちしてくれる桜に感謝です。
もう一つ… それは夕暮れの風景でした。
18時14分、この日のサンセットでした。15分過ぎていました。しばらくその美しさに見とれていました。一期一会の心境でした。
多摩湖の夕景(18:30頃)
多摩湖の夕景2(18:30頃)
橋の上のためか、風が冷たくなりました。ショールで肩をおおい、階段を下り、街頭以外ほとんど灯りがない中、狭山公園の桜に近寄りました。
なんとここにもしっかりと枝について華やかに咲いている桜を見つけました。頑張ってくれてありがとうと、気持ちを伝えました。
狭山公園の夜桜
母が亡くなる年の春、共に桜の花びらが舞う中で、一緒に桜を愛でた思い出があります。今でも桜の季節は、母の幸せそうな顔を思い出す一番のツールになっています。
自宅に戻り、iphoneで歩いた距離と歩数と、消費カロリーを確認しました。軽い疲労感はありましたが、達成感で心地よい気分になりました。
多摩湖周辺の桜はもう少し頑張ってくれるようですね。
願わくは桜吹雪の下に身を置きたいなどと、思っておりますが…。
それが叶わなくても、今年の春はきれいな桜に会えて、とても幸せです。