☆注意☆
明神主稜は、バリエーションルートです。
登攀技術や、地図読みが不安な方は危険です。
9月27日 晴れ 気温16度 風10m前後
当初の予定では、剣岳から24日に下山、25日に穂高に入る予定だったが、
雨などの影響で25日に下山になった。
26日にMisakiちゃん達と穂高で合流予定だったがどうも都合がつかない。
ついでに26日は雨の天気予報。
いろいろ考えても始まらないので、天気予報が好転する27日を狙って入山することにした。
28日はまた天気が崩れるようだ。27日のうちにできる限り先に進むことにする。
今回のルートは明神岳主稜を縦走し前穂高岳を目指し岳沢から下山する。
夏から狙っていたのだが、天候が合わずずっと延期になっていた。
通常1泊2日のコースだが、あわよくば日帰りを狙うことにした。初めてのルートなので時間が読めない。
どうなることやら。。。
前日 沢渡の駐車場で車中泊。
朝4時20分 足湯の駐車場から福井県の方と相乗りしてタクシーで上高地を目指す。
上高地のトンネルは5時に開通する。それまでトンネルの前で待つ。
この日の1番乗りだ。
5時10分には上高地のバスターミナルに到着した。
河童橋は朝霧に包まれていた。
良い天気になりそうだ。
明神岳がよく見える。
さあ出発しよう。
まず岳沢に向かう。
岳沢の登山口。 5:35
7番の標識の前から。 6:05
バリエーションルートは始まります。
間違わないようにロープが張られています。
最初から急登が始まる。
北方稜線の疲れはどのくらい残っているだろう?
じじいには堪える。
標高が上がってくると周りの山が見え始める。
霞沢岳か?
穂高が見えてきた。
乗鞍方面かな?
明神岳も見えてきた。
踏み跡ははっきりしている。 ロープまで付いている。
上高地には朝霧のベールがかかっている。
岩場にトラロープ。 このルートは下山に使う人も多いらしいので、その為のロープかな?
上りでは必要ない。
西穂高岳も良く見えるようになった。
ロープがいっぱい。 7:40
ブルーベリーの酸味で目が覚める。
ひたすら急坂を這い上がる。
上高地(標高1500m)から明神岳の5つの峰を越え、前穂高(3090m)まで、
なかなかの標高差だ。
上高地の朝霧がすっかり晴れた。
快晴!
右に明神岳Ⅲ峰。
左にジャンダルム。
森林限界に出てきた。
ハイ松が風で変形している。 1年を通して風が強いのだろう。
この日も風が強かったので、カッパを羽織る。
すばらしい眺めだ。
上空の雲は秋ですね。
下は明神池。
明神岳Ⅴ峰が見えてきました。
踏み跡はしっかり続いています。
真ん中が Ⅳ峰で 奥がⅢ峰か?
Ⅴ峰に 到着。 8:50
シモンのピッケルが目印。
誰かがどこかで拾ってここに刺したらしい。
持ち主はどうなったのだろう?
さあ、次に行きましょう。
今日の装備は、50mロープ、ガチャ少々、ツエルト、コンロ、飲み水1.5L、
食事用2Lなど2日分の食料。 10kg+
左から下って進みます。
Ⅳ峰がすぐに近づいてきます。
踏み跡はしっかりあります。
Ⅴ峰を振り返ったところ。
富士山が見えそうで見えない。
Ⅳ峰の登りは大したことなく。
Ⅳ峰到着。 9:25
4の歌 を歌いだす。
5の前は よん よん よんよんよん ふぉ~♪
4のポーズのつもり。
3の次は よん よん よんよんよん ふぉ~♪
後ろは Ⅲ、Ⅱ Ⅰ 峰です。
歌ってないで 次急ぎましょう。
Ⅲ峰は少し岩登り。
河童橋がよく見える。
これがⅢの山頂のようだ。
ⅢのてっぺんからⅡ とⅠを望む。 9:50
Ⅲ峰は岳沢側に下ってから通過。
足元に気を付けましょう。
不安定な岩が多い。 必ず確認してから体重をかけましょう。
手をかけた岩が崩れてくることだってあります。
その辺が一般登山道と違うところです。
Ⅲ峰を振り返る。
Ⅱ峰への登り。
軽い岩場。
山頂の手前に1つ目の懸垂支点があった。
とりあえず山頂へ向かう。
Ⅱ峰 てっぺんです。 10:05
パノラマ
右から明神Ⅰ峰 前穂、 釣り尾根 奥穂 ジャンから西穂高へ続く
Ⅰ峰が要塞のように見える。
その左に 前穂高岳 ずいぶん下がってからまた登るんだな、、、。
続く、、、、、。