黄連谷 右股 アイスクライミング 1日目 | くまこ と くますけ

くまこ と くますけ

くまこ出没中!
ぬいぐるみ作家のくまこ(親)がくまこクマとくますけクマを連れて
山やドライブへ♪ 
連絡先 yachibisi2@gmail.com

12月4日  小雪 -7度↑ 風速5m+


黄連谷 知っている人はどのくらいいるだろうか。
少しマイナーなルートかもしれない。
黄連谷は甲斐駒ケ岳の登山道である黒戸尾根の北側に有り、尾白川渓谷から甲斐駒ケ岳山頂へ突き上げる谷だ。
 
夏は沢登りのルートとしても有名な谷である。
右股は冬になると渓谷が凍りつき氷瀑が1000m以上に渡って続く氷の回廊となる。
しかし谷はすぐに雪に覆われラッセルが大難儀で通ることができなくなる。
谷が凍り始めてから雪に埋もれるまでのほんのわずかな期間だけに登ることができる。
去年も下見に来たが、わずかに早すぎ、その10日後には雪が多く降ったそうで登れた期間は1週間もなかったのではという話だ。(七丈小屋の小屋番さんの話)
 
去年はテント装備で谷を登ろうと計画したが、我々の体力ではむつかしいということが分かった。
6合目から谷底に下り標高1800m地点から2950mの山頂へ標高差1000m以上の凍った谷を登る。
途中アイスクライミングと長い長い沢登り、そしてラッセルが要求される。
 
今年はどうしようかと思っていたら、山下ガイドが12月4,5,6日でガイドツアーを予定していて、それに勝手に付いてきてもかまわないとお話をいただいたので、お供させていただくことにした。

長くて少し難しいルートのため全力を出し切らないと到達できないと思うが、挑戦しがいのある課題だ。

さあ、行ってみよう!。
 
 
01dscf5490
駒ケ岳神社で山行の安全をお祈りした。                                8:40

 
02dscf5493
登り始めの登山道。
落ち葉が20cmくらいの厚みで積り、歩きづらい。足をひねりそうで怖い。

 
03dscf8937
登山口から小雪が舞っていた。
登るにつれて積雪になっている。
谷が雪で埋まってないとよいが、、、、。
 
04dscf5509
刃渡りも少し積雪している。
この時期は小屋までチェーンアイゼンで登る。
 
 
05dscf8946
気温がどんどん下がってくる。

06dscf8948
五合目から七丈大滝が見える。
少ししか凍っていない。
駒ケ岳の山頂は雪雲の中で見えない。

 
07dscf8949
七丈大滝のアップ。


08dscf5517
雪が積もり始めたが歩きずらいほどではない。

 
09dscf8954
積雪が10cmを超えてきた。
明日の黄連谷が不安になる。

 
10dscf8961
小屋の少し手前。
なんだか雪がいっぱいだ。


11dscf8962
小屋が見えてきた。
小屋番さんが雪かきをしている。

 
12dscf8965
こんなにきれいに雪かきをしてくれています。      14:30
 

13dscf5525
明日に備えて、小屋でゆっくりまどろみます。

 
14dscf5527
山下ガイドが30分ほど後にやってきました。
お客さんを迎えに行っていたのでその時間です。
2名予定だったお客さんの一人は大雪の影響で来られなかったそうです。
その他の宿泊者は、2名。登山道から山頂を目指すそうです。
 


15dscf5526
偶然、ツべーとガイドパーティーとも一緒になりました。
明日同じルートを予定しているそうです。
ツベートさんも最近山下さんと同じガイド団体のJAGUに入ったそうです。
明日は3時半起床、4時半出発予定なので早めに寝ます。
 
明日のルート、自分の技術で登れるだろうか?
山下ガイドのスピードについていけるだろうか?
天気が良いといいな、、、。
Guu,,,,,,,Guu,,,,。