久しぶりの甲斐駒ヶ岳 | くまこ と くますけ

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4月19日  曇り後雨  気温2度~9度  風5m~10m

前回の11月の黄連谷下見(敗退)以来だ。
冬の間に七丈小屋へ遊びに行こうと思っていたが、花粉の時期に入って体調が良くなかったことも有って行く機会を逸していた。

今回はピンク隊員が最近運動不足ぎみなので甲斐駒日帰りに行きたいという提案があったので出かけることにした。

雪の状態に大きく左右されるこの時期のコースタイムだが、上り6時間、下り4~5時間くらいと考え、6時スタートに決めた。
雪があるので夏とは難易度が違う。アイゼンを着けるとスピードも落ちるので、歩行がどのくらい長くなるかが問題だ。

加えてくますけの体調が花粉症のおかげで相変わらず良くない。
登りでは体が重いし、すぐに息が切れる。
最初からペースを落とし気味で体力温存、がまんの登山になった。
まあ、遅くなっても下の方は危ないところが少ないので暗くなっても大丈夫ということで出発。





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吊り橋を渡り急坂がスタートする。 

スピードを抑え気味に歩き始める。  6:20


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まだ桜が咲いていた。     


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つつじも咲いている。  上は冬なのに。



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大岩山がよく見えた。



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ひたすら体が重い。 がまんの登り。   7:45



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刃渡りのかなり手前。雪が出てき始めた。



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 刃渡り      8:50

日当たりが良いので雪は無い。

八ヶ岳の全景が雲の中に確認できる。

鳳凰三山はよく見えていた。



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道のかなりの部分が雪に覆われ始めたのでチェーンスパイクを装着

たぶんこの方がスピードを上げられる。

¥1300のチェーンスパイクは今回も壊れず、意外と丈夫だ。

靴は北鎌尾根以来のトランゴキューブだ。

底があっという間にすり減るが、鬼グリップで岩に食いつく。

実質使用4日目でつま先が丸くなっている。



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 刃利天狗     9:15

無事に降りてこられますよう、、。とお祈り。




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森の中はしっかり雪が残っている。



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五合目    9:55

下山してくる人たちとすれ違う。




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階段には雪は無い。



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七合目手前の橋を渡る。


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段々深くなる 岩のステップ。


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 小屋手前で雨が降り始めた。       11:05

小屋で行動食をとり、カッパを着込み、アイゼンを12本刃に交換。

20分ほどの休憩になった。

小屋の管理人にケーキを持ってきたが、見当たらなかったので置いてきた。


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天幕地は雪の斜面になっていた。

5張りくらい分しかスペースが無いように見えた。



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雨の中 苦しい登り。

さすがにふくらはぎが張ってきた。

気温も3度くらいに下がってきて濡れた体に応える。

まだ雪の方がコンディションが良い。

雨で濡れると体がもっと冷えるからだ。


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八合目       11:55

まいどの   「エクスカリバー!」


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岩場に突入  思ったより雪が深い。



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雨で鎖が濡れている。

滑らないように慎重に。



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視界もあまり良くない。
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ここがルンゼへの入り口。 手前の斜面がルンゼです。

雪が締まってすべりやすい。 この下は、、、。

これは冬道の場合です。

岩の上に支点(ボルト)がありますが、位置が高いので雪が多い時しか使えないですね。


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九合目? の剱の岩。

夏だとかなり大きな岩なのですが、半分くらい雪で埋もれています。



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最後の急斜面。



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とうちゃこ       13:05

うれしい!  予定より1時間遅れ。

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ケーキを出して記念撮影。



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15分ほど休憩して 下山開始。



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怖い場所に来ました。

後ろ向きに慎重に。



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八合目に戻って来ました。

相変わらず雨が降ってます。



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小屋に帰ってきました。  14:30

チェーンスパイクに戻して 下山開始。



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刃渡りまで戻って来ました。  16:50

雨は上がりましたが、体はかなり濡れているためすぐに体が冷える。

甲斐駒の上部は雨雲の中。八ヶ岳の上も雲の中でした。

雨かな?



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 ひたすら下る。      17:45



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カメラが曇る。



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やっと吊り橋に到着   18:50

あたりはまっくら。ヘッ電の世界でした。

でも18:30くらいまではヘッ電無しで大丈夫でした。

お疲れ様でした。

久しぶりにいっぱい歩きました。

足がガダガタです。

結局 12時間半の行程でした。



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帰りの双葉SAで大量の鶏肉を補給。

中央は事故渋滞でしたがSAで時間をずらし、少しの渋滞で23時に帰り着きました。

あ~ 疲れた。