9月28日 晴れ 気温10度~ 風無し
さて 今日はいよいよロングコースだ。
天候のコンディションは最高だ。
くますけは持病で体調が相変わらずだが。。。
思ったより気温が高いので途中の飲水の心配が出てくる。
水場は七丈小屋と6合目避難小屋しか無い。
鋸、大岩山はエスケープルートが無いのでコースに入る前に慎重に自分の体調を判断する必要がある。
長いコースなので、スピードは控えめにしていかないと最後にへばってしまう。
ゆっくりスタートしよう。
3時に起床。 静かに朝食の用意。
カップヌードルとパン。 ポットのお湯も用意する。
3:40 いよいよスタート。 真っ暗だ。
最近は5時半近くが日の出時間。
真っ暗な 8合目
真っ暗な 山頂。 5:00
なにか出そう?
毒キノコの妖怪。
少し空がオレンジ色になりはじめた。
じっとしていても寒いので、出発。
朝日は見られるかな?
まだ暗い中を先へ進む。
八ヶ岳が浮かび上がる。
刺さると痛そうな岩。 かなり大きい物です。10m?
明るくなったので、ヘッ電をはずして進みます。
鋸岳が見えています。 とんがったところが第一高点です。
紅葉がきれいに色づいています。
長めの鎖場。
下りは素直に鎖を使った方が速いです。
登りはあまり使わないようにしています。
千丈岳が朝日に染まり始めました。
中央左の御嶽山から雲が広がっていました。
ぐっと下ってきました。
草紅葉も真っ赤です。
6合目避難小屋。 6:10
この少し下に水場が有るようですが、実際には確認したことが有りません。
シーズンだったのか、ここで10人以上?が泊まっていたようです。
近くでテントの人もいました。
この小屋は管理人が居ないですがまだ新しい小屋で10人くらいが泊まれる広さです。
6合目避難小屋近くの分岐
昔この辺から七丈ケ滝尾根を通り丹渓山荘へ下る道があったようだが、
今は廃道になっている。
紅葉に包まれた。
いい天気、いい景色だ。 八ヶ岳。
三つ頭 。
すぐ下が、烏帽子岳への分岐だ。
分岐で、使わない装備をデポして行く
さあ、ヘルメットをかぶって、気合いを入れる。 6:45
しゅっぱーつ。
実はここから穴沢ノ頭にかけて道がわかりにくいところがある。
2回くらい道をロストしたが、稜線に向かって上に行けば正しい道に戻れる。
戸台から北沢峠への林道が見える。
目の前に大きな岩壁が見えてきた。
これを越えていくのだ。
でもその前に、グ~と下る。
このルートは、鋸の刃の上のように上がったり下がったりするのだ。
疲れていると心が折れそうになる。
鞍部の手前から先ほどの場所を見る。
この上が 中ノ川乗越。
赤点線の所を登る。
穴熊沢の頭から鞍部に向けて下っているところ。
このへんはどこもガレ場で足下が悪い。落石に気をつけよう。
さあ、登りにかかります。
赤点線が下ってきたところ。
登るほど岩が危うくなるので、下に人がいる場合は落石を出さないこと。
乗越到着です。
振り返ると 甲斐駒が遠くに見えます。
行く方向には 鋸岳が大きくなってきました。
しばらく歩くと 第二高点。 7:56
北岳がとんがっています。
第二高点から南に少し下るのですが、ここで先行パーティーが3組。
思わずついていったら道間違いです。
この写真の谷を下るとすごく道が悪いです。
危険な場所をトラバスする羽目になります。
左の青線が正しい。
中央の岩にケルンが積んであります。
谷の左の尾根を50mくらい進みそこから草むらの中を右下に下ります。
踏み後がしっかりあります。
斜面を下りきると、また登り返しです。
鞍部を左に少し下りたところに登り口があります。
ひどいガレ場です。
くますけは直登しましたが、岩が危うくて危険です。
登り口から20m位の所から左上の草着きに登る踏み後があります。
そちらから草着きの中を登った方が安全です。
登り口。
歩きづらい岩場を登っています。
この左10mくらいに少しだけ歩きやすい踏み後があります。
「鹿の窓」が見えてきました。 上の方に見える穴のことです。
きっと鹿が覗いていたのでしょう。
穴から50mくらいの鎖がぶら下がっています。
去年来た時はもっと長かった気がしますが、切れたのでしょうか?。
気のせいなら良いのですが。
もう少し。
こんな感じです。
登りは鎖を使わなくてもなんとかなるか?
鹿の窓
熊の窓
「ガオ~」
窓から見える風景。
正面の岩場へは左から回り込みます。
また急降下。
下りを下から見たところ
長い鎖がぶら下がっていますが、右の草着きの中に道があります。
最後の鎖場。
登り返しです。
ここも鎖は使わずに登れます。
這い上がってくる くまこ。
さあ、最後の登りです。
山頂の標識が見えてきました。
トウチャーク!!。 8:45
ふっ。 疲れた。
でも、今日の行程の半分も来ていない。。。。。
八ヶ岳。
甲斐駒と北岳。