剱岳への道 (大渋滞の高速道) | くまこ と くますけ

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5月3日  天気 晴れー雨ー晴れ 室堂、乗越 0~-5度 風15~20m

今回のメンバーは総勢6名。

東京から4名と静岡から2名の混成部隊だ。

集合場所は扇沢予定。

東京組は集合の都合も合って出発が5時半。

GWなので渋滞するだろうな?と思っていたが予想以上だった。

渋滞が無ければ9時頃に扇沢に着けただろうに、途中事故渋滞が3箇所もあり扇沢に到着したのは13時半を過ぎていた。

実に8時間、、、、。

今日中に剱御前小屋に着かなかったらどうしよう?などと考えてしまった。


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中央高速をひたすらノロノロと走る。


 

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13時35分扇沢着  2時発のトローリーバスに間に合いそうだ。

静岡の2人には先に小屋へ向かってもらうことにしていた。

雪の大谷観光などしてゆっくり向かったようだ。


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駅は ガラガラ 並ばずに乗れるし、席にも座れた。

狙い目の時間かも?。


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15時30分 室堂を出発。

混んでいないので1時間半で室堂へ到着した。

混んでいると2時間半はかかる。

あいにくの小雨とガスで視界が20~30mくらいしかない。

気温も0度近い。


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勝手知ったる室堂なので、ガスも気にせず出発。


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どうにか雷鳥沢のキャンプ場に到着。

管理棟さへ見えないほどのガスになっていた。


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キャンプ場を左に曲がり川を越えて雷鳥坂に取付く。

まったく目標が見えないので、GPSで確認しながら進む。

ガスの中から数名の登山者が現れて、「キャンプ場はどっちでしょうか?」

「全然違う方へ進んでいますよ。」 と方角を教える。

視界が20m以下ではどんな経験者でも地形だけを頼りに歩く事は難しい。

GPSを使うか、ガスが晴れるまで動かないか、どちらかを選ぶしか無い。

GPS、 くますけはスマホのソフトを使っている。(地図ロイド)。

最近スマホを新しい物(SHARP)に変えたら測位も早いし正確だし電池も長持ち。 すばらしい。かなり使える。


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ガスの中を歩いていると、旗を発見。

道は合っていたようだ。

この時期の道は、夏道とは違う中腹を通っている。


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雨がやんだと思ったら、突然上空の雲が消えていった。

真っ青な空が光とともに広がった。

山に来て良かったと思う瞬間だ。

山は時々こんなサプライズを用意してくれる。


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もう少しで稜線に出る。

もうひとがんばり。


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気持ちも体も軽くなって、渋滞ドライブのことなど忘れてしまった。

なんて単純なんだろう?


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小屋が見えてきた。


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17:30 小屋に到着。

先に着いた静岡部隊に部屋と夕食の手配をしていていてもらったので、

夕食にありつけた。 ありがとうございます。

静岡部隊は、ガスと雨に巻かれて雷鳥坂を少しさまよってしまったそうだ。


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夕食前に夕日を見に出たが、気温は氷点下になり風速20mくらいありそうだ。

明日はどうなることだろう?

この風ではナイフリッジを歩くのは危険かもしれない。


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剱岳もくっきり見える。

天候は期待できそうだ。


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すばらしい眺めだが、めちゃめちゃ寒くて長く外に留まれない。


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あ~ しかし きれいだ。  

でも 寒い。


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夕ご飯。 おいしゅうございました。


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6人だったからか、我々だけの個室になった。

明日は3時前に起床だ。

天気が良いことを祈って早い消灯にした。

目を閉じるが、風が小屋を揺らすほど強く吹いている。

この風では予定を変更しないといけないかな?

そんなことを考えていたらいつの間にか眠りに落ちていた。