テーラーメイドで最も軟らかいボールSoft Response/ボールのコンプレッションとは? | 電車で酔いどれゴルフのブログ

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男性でも女性でも使えるテーラーメイドで最も軟らかいボール!!

 

テーラーメイド ソフトレスポンス

https://www.taylormadegolf.jp/taylormade-balls/%E3%82%BD%E3%83%95%E3%83%88%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%83%9D%E3%83%B3%E3%82%B9-%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%AB-%2822%E2%80%99%29/DW-Z9644.html?lang=ja_JP

 

コアからカバーまで、柔らかさを追求した3層ボール
テーラーメイドで最も柔らかい*¹ボール「NEW ソフトレスポンス」が誕生。コアとカバー、ボール全体でさらなる柔らかさを追求しながら、3層構造ならではのトータルなハイパフォーマンスを発揮。軽く振ってもよく飛び、女性にも最適な3ピースボール。「NEW ソフトレスポンス」を武器にベストスコアを目指そう。

*¹ 現行モデルの中で

 

初速はそのままに、フィーリングを向上
「NEW ソフトレスポンス」は、すべてのアマチュアゴルファーのために開発されたやさしいボール。新開発のソフトコアとより柔らかくなったアイオノマーカバーによる新50コンプレッション設計により、テーラーメイドで最も柔らかいボール*¹が誕生。それにより、前作よりもさらにボール全体の柔らかさを感じられるようになった。また、2層目に柔らかさと反発性能の高いマントルを追加したことで、インパクト時にボールの反発性能が高まり初速向上に貢献する。

*¹ 現行モデルの中で

 

エクステンディッドフライトディンプルパターン
テーラーメイド独自の「エクステンディッドフライトディンプルパターン」は、空気抵抗を減らし、落下時の揚力を最適化することで、低スピンかつ飛距離向上に貢献する。女性ゴルファーに最適なボール。

 

新50コンプレッション設計
新開発のソフトコアとより軟らかくなったアイオノマーカバーによる新50コンプレッション設計により、テーラーメイドで最も柔らかいボール*¹が誕生。インパクト時のエネルギー伝達効率を高めながらもソフトな打感を維持しながら、無駄なバックスピンを低減することもでき、平均的スイングスピードのゴルファーの飛距離アップに貢献する。

*¹ 現行モデルの中で

エクステンディッドフライトディンプルパターン
新設計の「エクステンディッドフライトディンプルパターン」がエアロダイナミクス効果を生み出す。より急で浅いディンプル形状が空気抵抗を減らし、落下時には揚力を最適化することで飛距離を伸ばす。

3層構造
新開発のソフトコアと反発性能が高まったマントル、アイオノマーカバーを組み合わせた3層構造がエネルギー伝達効率を向上し、ボールスピードのアップに貢献する。

 

  TOUR RESPONSE SOFT RESPONSE
カバー素材 ソフトツアーキャストウレタン ソフトアイオノマー
ディンプルパターン 新シームレス ツアーフライトディンプル エクステンディッドフライトディンプルパターン
ボール初速 速い 速い
打ち出し角 高い 中高
ウェッジスピン かなり多い 多い
打感 ソフト よりソフト
コンプレッション 70 50

 

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『『ソフトレスポンス ボール』は、テーラーメイド史上で最も軟らかいボールです。

飛距離重視ボールとして、普通のゴルファーのヘッドスピードでも機能するように作られた軟らかいコアが、低スピンと直進性が高いボールを可能にするのです。

『ソフトレスポンス ボール』の軟らかさは、カバーでもフォローされています。新しいアイオノマーカバーは、軟らかく、それでいて、耐久性もいいということです。』

 

『『ソフトレスポンス ボール』をコースで打ってみました。

まず、最初は、軟らかさにビックリしました。打ち応えは、とにかく軟らかいです。過去に試打したボールの中で、最も軟らかさを感じるボールです。

打ち出されたボールは、初速感があり、打ち出しから高弾道になります。打音は、音量は少し控えめで、濡れた低めの音質です。

軟らかいボールは、市場にたくさんあります。『ソフトレスポンス ボール』は、その中でも特別です。軟らかいボールが嫌いではないゴルファーなら、特別に軟らかい感触を堪能できます。

飛距離性能は、トップクラス。それも、上位争いが可能なレベルです。ドライバーだけではなく、アイアンも飛びます。

僕の場合で、いわゆる標準的なボールより、ドライバーで10ヤードぐらい、8番アイアンで4ヤードキャリーが違います。

『ソフトレスポンス ボール』で面白かったのは、ボールをとらえる動きに敏感に反応するということです。

軟らかいことの副作用だと推測しますが、とらえる動きに敏感なので、ドローが打ちやすい感じがします。もしくは、スライスのミスを防ぐ効果があるように感じました。

このドロー性能が、低スピンの弾道に合っているのです。

コストパフォーマンスがいいボールが欲しいゴルファーに『ソフトレスポンス ボール』をオススメします。

ウレタンボールと変わらないぐらいのスピン性能もあり、飛ぶだけではないのです。総合力の高さは、安価なボールとは思えない完成度です。

『ソフトレスポンス ボール』で個人的に面白かったのは、ショートゲームの打音が高音で気持ちがいいことです。

実は、普通のショットの時は、そんなに高音な打音を感じさせないのに、いきなり、ショートゲームで音が高くなるのです。

僕は他は我慢ができても、ショートゲームだけは高音な打音がしないと距離感が合わない気がするので、とても良かったです。

『ソフトレスポンス ボール』は、安価なボールとは思えない完成度でした。国内メーカーのボールは、安価な価格帯でも手抜きされていないボールがありましたが、外国ブランドで、ここまで良かったボールはありませんでした。

安いボールは初級者用という考え方もありますが、こういうボールでゴルフを覚えられるゴルファーは幸せですし、中上級者でも十分に高性能ボールとして使えます。

『ソフトレスポンス ボール』は、一度、使ってみるべきボールです。』

 

 

 

 

 

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コンプレッションが50と小さく、軟らかいボール。

ヘッドスピードが速い人だとつぶれすぎの傾向があるかもしれませんがそれ以外の人には良いでしょう。

コンプレッションが低いボールはボールスピードが出ない傾向はありますがそれはヘッドスピードが速い人だけ。一般的な方は問題ないでしょう。

グリーン周りのスピンは一般にコンプレッションが低いボールは少なめになる傾向はあります。

でも、高さで止められれば問題ないでしょう。

なお、ソフトレスポンスは激スピンではないがスピンはかかるようです。

 

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参考

 

 

 

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ゴルフボールの「コンプレッション(硬度)」が一目で確認できる「コンプレッション比較表」
BY TONY COVEY
AUGUST 09, 2022 

 

1年前の記事ですが

 

ゴルフボールの「コンプレッション」を一目で確認できるようなツールはないか?

これは、 MyGolfSpy『Ball Lab』でよく受ける質問だ。

その為、その質問に答えるべく、これまでに測定したすべてのボールを対象に「コンプレッションチャート」を作成した。さらに「レイヤー(層)数」、「ディンプル数」、「カバー素材」も併せて載せる出血大サービス。

また、チャートの下には、ボールのコンプレッション(硬度)に関するFAQを掲載した。この目的は、「コンプレッション(硬度)」に関する“誤った情報”がいかに巷に広がっているかを明らかにすると同時に、コンプレッションに関する疑問に答えていくことだ。

 

コンプレッション(硬度)比較表

ボール コンプレッ
ション(硬度)
レイヤー(層) ディンプル数 カバー素材
2019 TITLEIST PRO V1X LEFT DASH 102 4 338 ウレタン
2021 WILSON STAFF MODEL R 101 4 362 ウレタン
2020 WILSON STAFF MODEL 99 4 362 ウレタン
2021 CALLAWAY CHROME SOFT X LS 99 4 332 ウレタン
2021 MAXFLI TOUR X 98 4 318 ウレタン
2020 CUT BLUE DC 97 4 360 ウレタン
2019 TITLEIST PRO V1X 97 4 328 ウレタン
2019 MIZUNO RB TOUR X 97 4 360 ウレタン
2019 SNELL MTB-X 97 3 360 ウレタン
2020 RZN HS-TOUR 96 4 344 ウレタン
2019 SRIXON Z-STAR XV 96 4 338 ウレタン
2021 TITLEIST PRO V1X 96 4 348 ウレタン
2020 BRIDGESTONE TOUR B X 96 3 330 ウレタン
2020 CALLAWAY CHROME SOFT X 96 4 332 ウレタン
2021 SRIXON Z-STAR XV 95 4 338 ウレタン
2015 PINNACLE PRACTICE 95 2 332 アイオノマー
2022 SRIXON Z-STAR DIAMOND 95 3 338 ウレタン
2022 CALLAWAY CHROME SOFT X 95 4 332 ウレタン
2019 TAYLORMADE TP5 93 5 332 ウレタン
2020 VICE PRO PLUS 93 4 336 ウレタン
2021 TAYLORMADE TP5X 93 5 332 ウレタン
2019 MAXFLI TOUR 92 3 318 ウレタン
2019 MAXFLI TOUR X 92 4 318 ウレタン
2021 KIRKLAND PERFORMANCE + V2 91 3 338 ウレタン
2019 MIZUNO RB TOUR 90 4 360 ウレタン
2019 TITLEIST PRO V1 90 3 352 ウレタン
2019 SNELL MTB BLACK 88 3 360 ウレタン
2021 TAYLORMADE TP5 88 5 322 ウレタン
2019 SRIXON Z-STAR 88 3 338 ウレタン
2016 VICE PRO 88 3 318 ウレタン
2021 TITLEIST PRO V1 86 3 388 ウレタン
2020 VICE PRO 86 3 318 ウレタン
2022 WILSON TRIAD 86 3 362 ウレタン
2018 KIRKLAND PERFORMANCE+ 86 3 338 ウレタン
2020 BRIDGESTONE TOUR B XS 84 3 330 ウレタン
2022 BRIDGESTONE TOUR B XS 84 3 330 ウレタン
2021 MAXFLI TOUR 84 3 318 ウレタン
2020 ONCORE VERO X1 80 4 318 ウレタン
2020 TITLEIST VELOCITY 80 2 328 ウレタン
2021 SUGAR G1 79 3 350 ウレタン
2017 ONCORE ELIXR 78 3 318 ウレタン
2020 TITLEIST AVX 78 3 352 ウレタン
2020 TITLEIST TOUR SPEED 78 3 346 ウレタン
2022 TITLEIST AVX 77 3 348 ウレタン
2020 CALLAWAY CHROME SOFT 76 4 332 ウレタン
2020 TOP FLITE GAMER 74 3 332 アイオノマー
2022 TAYLORMADE TOUR RESPONSE 73 3 322 ウレタン
2020 BRIDGESTONE TOUR B RX 73 3 338 ウレタン
2020 TAYLORMADE TOUR RESPONSE 72 3 322 ウレタン
2020 VOCE PRO SOFT 71 3 318 ウレタン
2018 NOODLE LONG & SOFT 70 2 342 アイオノマー
2020 SRIXON Q-STAR TOUR 69 3 338 ウレタン
2019 BRIDGESTONE E12 SOFT 69 3 326 アイオノマー
2020 BRIDGESTONE TOUR B RXS 68 3 338 ウレタン
2020 TITLEIST TOUR SOFT 68 2 342 アイオノマー
2020 TAYLORMADE SOFT RESPONSE 67 3 322 アイオノマー
2020 TITLEIST TRUFEEL 61 2 376 アイオノマー
2021 BRIDGESTONE E12 CONTAC 59 3 326 アイオノマー
2020 SRIXON SOFT FEEL 56 2 338 アイオノマー
2019 BRIDGESTONE E6 52 2 330 アイオノマー
2020 WILSON DUO SOFT+ 42 2 302 アイオノマー
2019 CALLAWAY SUPERSOFT 38 2 332 アイオノマー

 

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ゴルフボールのコンプレッションとは?

ゴルフボールの「コンプレッション」とは、ボールに負荷をかけた時にどれだけ変形するかを示す尺度をいう。コンプレッションが高いほど、ボールは硬くなる。
 
業界標準の測定器は1つではなく、同じタイプの機械でも測定値が微妙に異なることがあるため、あるメーカーでコンプレッション90が別のメーカーでは85になることや、当社の測定値とメーカーの測定値で異なることは珍しくない。ゴルフ業界あるあるだ。

そこで常に同じ測定器を使用することで、すべてのメーカー、モデルで一貫させることができる。そして、それが我々My Golf Spyの使命でもある。

また、私たちが公開するコンプレッション値は通常「ボール全体」のコンプレッションだが、メーカーはマーケティング目的でコアコンプレッション値を使用することがある。

コンプレッションは打感にどのように影響するか?

通常、タイトリスト「Pro V1x」、ブリヂストン「Tour B X」、キャロウェイ「Chrome Soft X」などの「高コンプレッションボール」は打感が硬く感じる。キャロウェイ「Supersoft」、ウィルソン「Duo」、スリクソン「Soft Feel」などの「低コンプレッションボール」は、柔らかい打感であることが多い。

しかし、「打感」が相対的な要素であることには注意していただきたい。ブリヂストン「Tour B XS」やスリクソン「Z-Star」のような、“ツアー基準でソフト”と言われるボールは、中ヘッドスピードのゴルファー向けと謳われるウレタンボール(「Chrome Soft」や「TOUR B RXS」、タイトリスト「AVX」)よりも常に“硬い”。

これらのツアーボールは、「Pinnacle Soft」、ウィルソン「DUO」、キャロウェイ「Supersoft」などの2ピースのアイオノマー製品と比べるとはるかに硬い。

一般的に、同じコンプレッションの場合、「ウレタンカバー」は「アイオノマーカバー」よりも柔らかく感じる。例として、私たちの測定ではタイトリスト「Velocity(ベロシティ)」は「AVX」よりもわずか2ポイント硬いだけだった。

しかし、ほとんどのゴルファーが「AVX」を超“ソフト”なボールだと感じていると推測される。

「打感」に関する注意事項として、メーカーが公表する「打感表示」は疑ってかかった方が良い。

90以上のコンプレッションボールを「ソフトな打感」として宣伝することが珍しくないからだ。「Chrome Soft X」と「Chrome Soft X LS」の名前には「ソフト」が含まれているが、この2モデルは「硬い」部類に入る。


ゴルフボールのコンプレッションはボール初速にどのように影響するか?

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最初のロボットテストで分かったように、「ソフトボール」の「初速」は遅い。つまり、低コンプレッションボールはドライバーのボール初速が遅くなる傾向がある。ヘッドスピードが速いゴルファーにとって、初速の低下は大幅な飛距離ロスにつながりかねない。

低~中ヘッドスピードの人の場合、柔らかいボールを使った際のボール初速はやはり遅くなるが、(高ヘッドスピードのゴルファーと比べて)飛距離ロスは少ない。ヘッドスピードが35m/s以下のゴルファーは心配ご無用。あなたにはロスするほどの飛距離は無い。

一方、クラブが変わるとどうだろうか?
ミドルからショートアイアンでは、ゴルフボールの「外層(マントル)」が初速の“スピード方程式”にとって重要な役割を果たす。大抵「低コンプレッション」のボールは、アイアンで飛距離でる傾向を示す。


コンプレッションはフルショットのスピンにどのように影響するか?

「コンプレッション」と「スピン」の間に絶対的な相関関係はないが、低コンプレッションボールの場合、その性質により、出せるスピン量が制限される。

大前提として理解すべきことは、スピン量を生むメカニズムは、「硬いレイヤー(層)」の上に「柔らかいレイヤー(層)」を積み重ねた結果であるということ。

「低コンプレッション」と「ソフトな打感」を目標とする場合、高コンプレッションのボールよりも「レイヤー(層)」を“柔らかく”する必要がある。

“ソフトの上にソフトを重ねる”ということは、低コンプレッション(つまり「ソフト」)ボールが硬いボールよりも低スピンになることを意味する。“低スピン特性の硬いボール”を作ることは可能だが、原則として、「最も柔らかいボールが最も低スピン」になる。

それに良し悪しはないが、両刃の剣になる場合がある。ドライバーのスピン量が少ないと、曲がらずまっすぐ飛びやすくなる一方、アイアンでのスピン量が少なくなり、グリーンをとらえるのが難しくなる。

ゴルフボールのコンプレッション(硬度)は弾道にどのように影響するか?

ボールの「弾道」は、ほぼ完全に「ディンプルパターン」で決まり、理論的には、(硬い、柔らかいなど)どんなボールにもどんな種類のディンプルパターンを設定することは可能だ。

その点で、コンプレッションはボールの弾道には影響を与えない。

とはいえ、例外はあるが、(タイトリスト「AVX」は低コンプレッションボールの中では比較的“低弾道”のボールだ)、ほとんどの低コンプレッションボールは「高弾道のディンプルパターン」とペアになっている。高い弾道とより緩やか落下角度でスピン不足を相殺するためだ。


ソフト/低コンプレッションボールはグリーン周りのショットでのスピン量が多くなるか?
答えは“No”だ
市場で最も柔らかいボールは、「硬めのアイオノマーカバー」と「柔らかいコア」の組合せを採用している。すでに述べたように、スピン量は「硬い層の上に柔らかい層」を被せた結果だ。

逆の組み合わせでは、グリーン周りでの大量のスピンは生まれない。
 
別の話を聞いたことがあるかもしれないが、実際には、「Super Soft」や「Soft Feel」、「DUO」などのボールは、「Pro V1」、「Tour B XS」、「Z Star」よりもグリーン周りでのスピン量が少ない。

ウレタンカバーは「最も柔らかい層」だが、下にあるマントル層はかなり硬いので、グリーン周りでのスピンを重要視する場合、「ウレタンカバー」と「マルチレイヤー」のコンビネーションは譲れない。

しかし、すべてのウレタンカバーが同じように柔らかいわけではなく、同様に、すべてのマントル層が同じように硬いわけではないことは覚えておこう。

しかし一般的には、カバーとマントルの「硬さの差」が最も大きいボールが、グリーン周りで最も高いスピン性能を誇る(要するにスピンがかかる)ボールということになる。


特定のヘッドスピードに合うコンプレッション(硬度)はあるか?

ヘッドスピードにマッチしたコンプレッションが存在するという考えは、ボールフィッティングの世界で最も広まっている神話である割に、その実ほとんど根拠がない。

低ヘッドスピード(26.8m/s)のスイングで、ボールのコアを圧縮するとする。ここでの避けたいリスクは、「ヘッドスピードの低い人が、硬いボールのコアを十分に圧縮できないこと」ではなく、「高ヘッドスピードのゴルファーが柔らかいボールのコアを圧縮しすぎること」なのだ。

それでも、絶対は存在しない。高ヘッドスピードのゴルファーは低コンプレッションボールを避けるべきだが、ヘッドスピードが速く、かつ高スピンが持ち球のプレーヤーは、より「低スピン特性」のボールを選ぶことによって初速のロスを相殺することができる。

それが、ボールフィッティングで「弾道」と「スピン」に焦点を当てるべき理由だ。

タイトリストが「ProV1x」を他の誰よりも「アマチュアゴルファー向け」におススメしていることを知ると、皆さんは驚くかもしれない。

実際には、多くのゴルファー、特に「低から中ヘッドスピード」のゴルファーは、このボールの持つ「高弾道」「高スピン」特性のメリットを最も受けられるのである。

同様に、「Chrome Soft」はキャロウェイのウレタンラインナップの中で最も人気のあるボールだが、アベレージゴルファーの多くが「Chrome Soft X」の高スピン特性の恩恵を受けるのではないかとも想像する。