ニヤレストポイントがバンカー、あるいはプレーできない箇所となる場合 | 電車で酔いどれゴルフのブログ

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よく行くゴルフ場、スカイウエイCC5番ホールでの疑問


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上図は私のよく行く千葉県のスカイウエイCCの5番ホールです。

スカイウエイCCは昔からある歩きプレイが基本のゴルフ場で

あとから乗用カートを導入しました。

そのせいかカート道路が狭く、カートも2人乗り用です。


左の写真ではなく右のコースレイアウト図を見てください。

コースの真ん中左側にバンカーがあります。

その左側すれすれにカート道路があります。

つまり、カート道路の右にバンカーがあります。

カート道路の左側は斜面になっています。


このホールでいつも疑問に思うのが

以下のような状況です。

バンカー寄りのカート道路上の

右側にボールが止まりました。

二アレストポイントはどこか?


←グリーン方向

               バンカー


-----------------------------------進行方向右

←・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ○(ボール)


(カート道路)


-----------------------------------進行方向左


この場合は二アレスト・ポイントにドロップして打つ事ができます。

通常は、ボールがグリーン方向の進行方向右側にありますので

カート道路の右側が二アレスト・ポイントになりドロップするのが正しいです。

その際、気をつける事はドロップ後に

スタンス(足の踏み場)はカート道路にあってはならないという事です。

スタンスをカート道路にしたままで芝の上に

ドロップした球を打った場合は誤所からのプレイになります。

訂正をしなかった場合は競技失格?


上図のケースのようにカート道路の右側にバンカーがあり、

カート道路とバンカーの間が例えば50センチ以内だと

ドロップする場所がバンカーになってしまいます。

この場合はどうしたらいいでしょうか?


ゴルフ規則 第24条第2項b(i)(b))で、

バンカーの右側でスイングできるいちばん近いポイント

カート道左側のうち、近いほうがニヤレストポイントとなります

上記の場合、バンカーの幅が1メートル未満でない限り、

カート道左側のほうが近いはずです。

以上をまとめると、

カート道左側がニヤレストポイントになるのではないかと思います。


・・という事はこのホールの場合、左側斜面にしかドロップできない? (>_<)

なら、ドロップしないでカート道路のままから手を傷めるのを覚悟の上で打ったほうがいいかも??(+_+)


http://www.jga.or.jp/jga/html/rules/rulebook/ch300/ch300_rule24.html#24-2b

第24条第2項b(i)(b)

球がスルーザグリーンにあるときは、プレーヤーは罰なしにその球を拾い上げて、(a)救済のニヤレストポイントから1クラブレングス以内で、(b)救済のニヤレストポイントよりもホールに近づかない所にその球をドロップしなければならない。救済のニヤレストポイントハザード内やパッティンググリーン上であってはならない救済のニヤレストポイントから1クラブレングスの範囲内に球をドロップする際、球は動かせない障害物による障害が避けられ、しかもハザード内でもパッティンググリーン上でもない所のコース上に直接落ちなければならない。

参考:
二アレストポイントの決め方 (動画の説明もあります)

救済のニヤレストポイント

「救済のニヤレストポイント」とは、動かせない障害物(規則24-2)や異常なグラウンド状態(規則25-1)目的外のグリーン(規則25-3)による障害から罰なしに救済を受ける場合の基点となる点をいう。

救済のニヤレストポイントは、次の条件を満たす所で球の止まっている箇所に最も近いコース上の一点である。

( i ) ホールに近づかず、しかも
( ii ) そこに球を置けば、ストロークをする時に救済を受けようとしている状態による障害がなくなる所。この場合のストロークとは、プレーヤーがもしその状態がなかったら初めの球の位置でストロークしていたはずのストロークのことをいう。


二アレストポイントと参考例
動かせない障害物からの救済
異常なグラウンド状態からの救済:通則