Girls Just Want To Have Fun

(Robert Hazard)

 

※「Girls Just Want To Have Fun」の英語歌詞を掲載したサイトはこちら

 

 

I come home in the morning light
朝帰りすると

My mother says
ママはいつも言う

"When you gonna live your life right?"
“いつになったら、アナタはちゃんとするの?”

Oh, mamma, dear, 
ねぇ、ママ

We're not the fortunate ones
私たち女って不利よね

And girls, they wanna have fun
女の子だって、みんな遊びたいのに

Oh, girls just wanna have fun  
女の子たちはただ楽しみたいだけなのにね


The phone rings in the middle of the night
深夜に電話が鳴ると

My father yells
パパはいつも怒鳴る

"What you gonna do with your life?"
“オマエは人生どうするつもりなんだ?”

Oh, daddy, dear
ねぇ、パパ

You know you're still number one
分かってるでしょ、今もパパが一番よ

But girls, they wanna have fun
でも女の子だって、みんな遊びたいの

Oh, girls just wanna have
ただ楽しみたいのよ


That's all they really want some fun
女の子が本当に欲しいものって、ちょっとした面白さ

When the working day is done
一日の仕事が終わったら

Oh, girls, they wanna have fun
みんな楽しく遊びたい

Oh, girls just wanna have fun
ただ楽しみたいの


Girls, they wanna, wanna have fun
女の子は、みんな楽しく遊びたい

Girls just wanna have fun!
楽しみたいのよ!


Some boys take a beautiful girl
男の子たちの中にはキレイな女の子と付き合って

And hide her away from the rest of the world
で、その彼女を外に連れ出さず独り占めしようとする

I wanna be the one to walk in the sun
私は太陽の下を堂々と歩きたい

Oh girls, they wanna have fun
女の子だって楽しみたい

Oh girls just wanna have
楽しみたいんだって


That's all they really want some fun
女の子が本当に欲しいものって、ちょっとした面白さ

When the working day is done
一日の仕事が終わったら

Oh, girls, they wanna have fun
みんな楽しく遊びたい

Oh, girls just wanna have fun
女の子たちはただ楽しみたいの



(日本語訳:東エミ)





1980年代に旋風を巻き起こしたアーティストの代表格、

Cyndi Lauper(シンディー・ローパー)。
 

大の親日家としても知られ、何度も日本公演を行なっている

アメリカ・ニューヨーク出身のトップアーティスト。

60才半ばになる現在もアメリカを中心に精力的に活動しています。


今回訳詞をした『Girls Just Want To Have Fum』は、

1983(昭和58)年にシンディがソロシンガーとして初リリースしたシングル曲で、

発売と同時に世界的ヒットとなりました。


奇抜なメークと格好でノリノリで歌う姿がこの歌のポップなイメージと相まり

シンディのオリジナルソングなのかと思いきや、

アメリカ・ペンシルベニア出身のアーティスト、ロバート・ハザードが作詞・作曲し

1979年にレコーディングしたものが元祖です。
 

 

元祖の歌声およびアレンジはこちら↓

Robert Hazard/Girls Just Wanna HaveFun(The original from 1979)

 

 

パンクロックなアレンジが格好いいですね。
歌詞の内容はシンディのそれとほぼほぼ同じですが、

視点が男性になっています。ロバート・ハザードの歌詞は コチラ


元祖ロバートの『Girls Just〜』に出会ったシンディは

ロバートから許可を得て歌詞を女の子視点に書き変え、

シンディヴァージョンとして発売したところ、爆発的なヒットとなったわけです。

 

運命とはなんとも不思議で面白いものですね。



さて、この歌で外せないネタといえば、

発売当初につけられて邦題でしょう! その邦題とは..

「ハイスクールはダンステリア」

このタイトルから連想されることと言えば、例えば

・勉強は二の次で学校生活を謳歌する高校生
・学校、学校のカフェテリア、踊り場
・女子高生のキャピキャピした感じetc

 

要は「高校生」かと思います。

でも実際歌詞を読んでみると..

 

朝帰りや真夜中の電話で親から小言を言われるのは

ま、高校生ともなれば、まま起こりうる話ではあります。

 

が、主人公が「高校生」ではない事が決定的に分かる言葉が

歌詞の中にあります。

 

それが... "working day" です。

つまり "仕事日、営業日、就業日" という意味の言葉です。

 

もしも主人公が学生であるなら

"school day"(授業日、登校日)となるのが自然でしょう。 

 

 

いずれにしても、これには「原題と意味が異なる訳」だとして

シンディ側からもクレームが入り、以後

 

「ガールズ・ジャスト・ワナ・ハヴ・ファン」

 

と片仮名表記に修正されました。

(個人的に「ハイスクールはダンステリア」も雰囲気があって好きですけどねてへぺろ

 

 

 


 

 

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オフィシャルビデオ(オリジナルヴァージョン)はこちら。

登場する母役は実際のシンディのお母さん!

 

 

 

 レゲエ調にアレンジされた『Hey Now (Girls Just Want to Have Fun)』。

1994年のヒットコレクションアルバム『グレイテスト・ヒッツ』に収録。

 

 

 

シンディのオリジナルヴァージョンのライヴ映像はこちら

 

 

 

『Hey Now (Girls Just Want to Have Fun)』ヴァージョンのライヴ映像。

 

 

 

 

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