【心房細動】カテーテルアブレーション手術&入院記【長文注意】 | うらっちのブログ

うらっちのブログ

サーキットを走ったり撮ったりする日々

twitter
https://twitter.com/Uratch_NSF100

心房細動の治療のため

カテーテルアブレーションの手術を

受けてきました

 



今後

カテーテルアブレーションを

受けようとしてる人への参考として
また自分の記録として残すために

書いておこうと思います。


ちょっと長くなりますが

興味あれば見てみてください。

 




【手術に至るまでの経緯】
ちょうど1年前に~♪

5/10の誕生日

祝ってもらったお祝いケーキ夜でした
初めて心房細動が起こりましたびっくり

その時は激しい動悸と気持ち悪さがあり

とりあえず横になって休んで
翌日にはおさまっていました


数日後

一応循環器内科で診察を受けるも

問題無しえー
今度は症状がある時に来てねウインク

言われてしまいました

滝汗滝汗滝汗


その後

特に同じ症状が出ることも無く

忘れかけていた秋のこと
車から降りた時に

立ち眩みと激しい動悸が。。。
 

一旦家に帰って休んでいると

「今度は症状がある時に来てね」
言葉を思い出し循環器内科へ走る人

 

心電図の波形から

「心房細動」だとわかりましたびっくり

 


とりあえず薬を処方してもらいましたが

この時点でカテーテルアブレーションを
勧められました


JK娘の受験などの絡みもあり

4~5月くらいでの手術を決意

その後12月

年が明けて1月にも

心房細動が発生しました

最初に診察を受けた循環器内科から

地域で一番大きい大学病院への紹介状をもらい
そちらで手術を行うことになりました。
 

 

 

 

 

 



【入院1日目】
かみさんに付き添ってもらって病院へ。

予定時間より早く着いたので
院内にあるスタバ

一服してから

入院手続きを行いました。

 



すぐ病室に入れると思いきや、

先に胸部Ⅹ線、心電図、

採血の検査に回されましたえー


入院用の荷物を持って歩くのは

しんどかったな。。。

(預かってもらうこともできたけど)

検査が終わりやっと病室へ

 

 

担当医から

家族に手術内容説明をしてもらえるって話で
かみさんに来てもらったのに

担当医の都合で出来なくなりましたえー
 

 

担当医からかみさんに

後から電話で説明するってショボーン

というわけで

せっかく来てもらったかみさんとは

ここでお別れとなりましたえーん

 



病室はホテルみたいにキレイですねチュー

この病院、昔かみさんも入院したことがあって
暗く怖い感じの病院だったんですが

何年か前に改築して

キレイになったんよねポーン


で、お昼過ぎに入室なので

お昼ご飯どうしようかなと思ったら
ちゃんと用意されてました。

 



なんとカレーですよ照れ

しかも結構おいしい。さらに減塩。


食後に着替えて

とりあえずくつろぎます。
今日はもう何も無いかな~と

思っていたら看護師さんが
電動バリカンを持って現われて

「剃毛をお願いします。」笑い泣き

あ、やっぱり剃るんだ滝汗

観念してシャワー室へ。


言われた範囲をバリカンで

剃るもなんかキレイに剃れない

で、こんなこともあろうかと

持ってきていたT字カミソリで仕上げます。
(ホントは刃物類持ち込み禁止だったみたい)


どこまで剃っていいのかわからず

剃り残しを気にしながら剃ってたら
なんかつるつるになりましたwww

 

かわいいつるちんの出来上がり。
なんか癖になりそうニヒヒ

 





剃り終わって満足していると

また看護師さんが現れて
心電図モニター(無線でナースセンターで確認できるらしい)
胸に取り付けられました。

 

 

 

さらに
点滴の針を片腕に2か所に指していきました。

 

 



点滴の針を刺すのを2回も失敗されて

左手肘の表と裏に刺されましたガーン

 


まぁ僕の体質なのか血管を見つけにくいようで

点滴は毎度こんな感じだけどね。




そうこうしているうちに夕食

 

赤魚の香味焼。塩分控えめなのに味が
しっかりしてる。

このレシピ知りたいわ。。。

そんな感じで1日目は終了。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【入院2日目】

 

手術当日です

 

前日の雨模様からスッキリ晴れの天気になりました


順番的に

この日3番目とのことで

お昼過ぎくらいから手術の予定です。

手術前は食事抜きなので

朝昼抜きです。。。ショボーンショボーンショボーン
お腹を空かせながら

呼ばれるのを待ちます。

術前に再度担当医から

手術の説明を受けました。

 

 


前日夜にかみさんへ

電話で説明してくれたらしいんですが
僕が聞いてた話より

やけに詳しく説明してたようで
なんで手術受ける本人が

詳しい話聞かされてないの?ムキーって

文句を言ったんで特別に時間をとってもらいました。
(いや前日にちゃんと僕とかみさん揃って話を聞ければ済んだ話だけどね)

なんか大学病院って

忙しいんだろうけどえらく待たされたり
連絡が遅かったり

微妙にストレスが

溜まる場面が多かったですゲロー


それでもこちらもなぁなぁにせず

訴えたのが良かったとは思うけどね照れ

説明が終わって

実際いつ頃手術になるか聞くと

予定が遅れており
15時くらいになるって。。。

(この時点で13時半くらい)

まぁ慌てても仕方ないので

病室で待ちます真顔

ちょうど

15時に

いよいよ呼ばれました。


手術着に着替えます。

 



この手術着なんですが

全部マジックテープで止まってて

いろんなところが
開けるようになってます。

ちなみに中身はすっぽんぽんです。

ストレッチャーに寝て

手術室に運ばれます。

 



流れる廊下の天井を見ながら

「ドラマみたい」って少し興奮www

爆  笑






手術室に入ると

なんかイメージしてたのと違うびっくり

 

病院のHPから画像拝借 (多少古いかもだけどこんな感じ)



電子機器だらけです。

手術台の上にモニターが10個くらい並んで
いろんな波形を映してます。

頭の上あたりにはCTのような

でっかい装置が鎮座してます




担当医や手術室のスタッフが

みんな笑顔です。

スタッフ間でも
すごい軽い感じで話をしています。


これって

患者を不安にさせないように

あえてしてるんだろうね。


勝手にドラマみたいな

深刻な顔して「メス!」とか「汗!」とか
みたいな雰囲気なんかと思ってたよ。滝汗

 





ストレッチャーを横付けにされて

手術台には自力で移動



術中からだが動かないように

固定されていきます
腕の隙間、足の隙間にも

パッドみたいなの入れて完全固定
つるちんまでつままれて

上向きで固定されました爆笑

「麻酔をいれていきます」って

スタッフから声がかかりました。


カテーテルアブレーションって

部分麻酔でやる所もあるんですが
この病院では全身麻酔です

どこまで麻酔に負けず耐えれるか!って

頑張ってみたものの
いつの間にか意識は落ちて

手術は始まりました。。。



目覚めは苦痛でした

事前に説明は受けてたんですが

喉にパイプを挿入されて

入れるときは麻酔が効いてる時にやるんですが
抜くときは

麻酔が切れてから抜くよ

ってことでした。

パイプが引き抜かれる時に

意識が戻り

「おえーゲロー!!」って感じで
叫ぶことになりました

抜かれた後

また意識が落ちましたが。。。

次に目が覚めたのは

病室でかみさんが

呼びかける声でした。

病室に戻っても

1時間くらいは寝ていたそうです。
この時点で19時くらい。
15時に始まって

約3時間に及ぶ手術でした



今回の手術は

鼠径部(足の付け根)から3本

首から1本のカテーテルを入れて
バルーンは使わず

手焼き(電極カテーテル)での施術でした。

バルーンを使わなかったのは

僕が以前患った腎盂腎炎の影響
クレアチニンの値が高く

なるべく造影剤を使いたくなかった

ためだそうです。

(バルーンは造影剤が必要)

 



手術内容としては

定番の左心房肺静脈4本の周りをまず焼き、

他に心房細動を
起こす箇所が無いか

微小な電流を流して誘発検査を行って
首からの「上大静脈」ってところで

反応があったため

そこも追加で焼き最終的に

完全に心房細動が出ないことを確認して

終了したそうです。



面会時間が20時までなので

かみさんは僕が目が覚めて1時間後くらいに
帰っていきました。



その後看護師さんが

夕食食べますか?」って

聞いてきたので
朝昼食べてなくて

腹ペコだったので食べる!って

お願いしました

口笛口笛口笛

 



でもですね、、、

23時までは身体動かしちゃダメって言われてて
どうやって食べるん?て

思っていたらベッドを少し起こして
右手だけ動かすのは許してもらえました

 



ベッドに食事用意されたけど

何が入ってるかまったく見えない。。。

(写真はカメラを持ち上げて撮ってる)

 


箸で手探りにおかずを探し

少しづつ口に運びました。

 


途中で介助員の人が助けてくれたけど

一人でなんとかするほうが
楽だったので頑張って食べましたよ

時間はかかったけど完食です爆  笑


身体を動かせないまま寝てたんですが
23時になって看護師に起こされて

補助してもらいながら

トイレに行ってみます。


ベッドから出て

廊下を歩いてる時は

何も問題無かったんですが
トイレの個室に入ったあたりで

状況が一変します



頭から血の気が引き

すごい吐き気に襲われます

ゲローゲッソリ

 

便座にしばらく座って

回復を待ちますが無理。。。
ナースコールで

看護師さんを呼びます。


その場で血圧測定。。。

異常に下がっていました。
(数値はっきり覚えてないけどたしか86/66くらい)



車いすを持ってきてもらい

ベッドに戻って横になると
少し落ち着きました。
その後なんとか就寝して

怒涛の2日目は終了しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【3日目・4日目(退院)】


朝は意外とスッキリ目覚めることが出来ました。

まだ朦朧としてる感じはあるものの

朝診察に来た担当医に
手術で施術した内容説明と

カテーテル跡の抜糸をしてもらい
問題無いですねって言われました。



ただ聞いたはずの説明が

全然頭に入らず

午後に来たかみさんと
もう一度

説明してもらうことに

なりましたが。。。笑い泣き



シャワーも許可されて

ノンビリ過ごします。

 

 


ご飯は魚類が多いですが

唐揚げとかも出ましたよ。
しかも美味しい。

塩ほとんど使ってないのに

この味。。。素晴らしい。



午前中は良かった体調が午後になると

ちょっと安定しませんチーン


昼すぎにちょっと発熱、

すぐ下がりましたが
夕方からは頭痛がしてきて

これは少し寝たら治まりました

 



翌日には退院かぁって

思いながら就寝しましたが。。。。。

翌朝、4時頃に目が覚めますが

なんか違和感が。。。。



手にはめたapplewatch

心電図を測ってみると

心房細動の
波形が出ています!!


何度か測っても出るので

ナースコールして

看護師さんを呼びます

バタバタと心電図を測る機械を

セットしていると

治まってしまいました。

 

この間、約30分くらいかな。

 

 

手術後3か月は

安定せず

手術の影響で逆に

心房細動が出る場合もあると

聞いていたので

割と気持ち的には冷静です。

 

 

とりあえず収まったしとりあえず

トイレ行ってもう一度寝ようと

しましたが

 

しばらくすると

また心房細動が!

 

モニターしてるナース室で

異常が見つかると

ピコピコ音ピリピリが鳴るんですが

なんか絶えず音がしてます。

 

頻繁に看護師さんが様子見に来ますが

出来ることは安静にするくらいなので

なるべく動かないように安静にします。

 

 

心房細動が出るときって

胸からこみ上げる感じ

酷くなってってパターンが

多いんですが

今回は単純に

心拍が早いなって感じるだけ

 

そんなに苦痛もありませんでした。

血圧や体温も問題なかったしね口笛

 

 

朝7時くらいには

おさまって最後の朝食

 

 

その後、検診に来た担当医と

朝に起きた症状について

話をしました。

 

心電図の波形を見ると
トントントンと3回連続で打つ
期外収縮が起こっているそうで
これはやはり手術の影響で
出ている可能性が高いそうです。

安定するまでは
薬を処方してもらうんですが
その薬には期外収縮を押さえる効果も
あるようなのでとりあえず
それで様子見ってことで

退院していいですよ


ってことになりました
(退院日を伸ばしましょうって言われないか
ドキドキだったんだけどね)



そうと決まれば
退院の準備を進めます。

荷物をまとめて
いつでも退院できる状態で
待ちます。

薬とかも病室で受取り
金額もまとめて掲示されました。


ちなみに今回かかった費用の総額は

126,198円でした。

これには手術・入院費(4日)と
差額ベッド代(5,500円/日)と薬代が含まれていて
さらに高額療養費限度額適用している状態での
金額になります。

お世話になった看護師さんに
お礼を言いながらお昼前には
病院を後にしました。

心房細動の症状が初めて出た日の
ちょうど1年後の5/10に
退院することが出来ました





傷口は微妙に痛むけど歩いて
バス・電車を乗り継いで帰宅。


自宅で久々に寝て
翌朝また期外収縮が少し出ましたが
まぁしばらくは様子見ですね。


来週から仕事しても問題ないと言われてるけど
1週間は傷口が開く可能性などがあるので
激しく動かないでねとも言われてるので

どのタイミングで職場復帰するかは
週末の体調で決めようかなと思います。

ここまで長文を読んでいただいて
ありがとうございました


また1週間後や1か月後に
状況をブログに書いていこうと
思います。