さてさて、
４月末と５月に、大阪と東京でお茶会が開催されます！
テーマは
『頑張っても幸せになれないのはどうして？』
◎頑張れば幸せになれる？
・・・・・・・・・・・・・
「アリとキリギリス」という童話がありますよね
働きアリが一生懸命働いてる間
キリギリスはそんなアリをバカにして
唄いながら気ままに過ごしています
ところが冬になると
冬支度をしてなかったキリギリスは
食べるものも、寒さをしのぐ場所もなく
死にそうになってしまいます
一方働きアリは
春の間に蓄えていたので
冬は豊かで幸せな暮らしができました
心にも余裕のあるアリたちは
困っているキリギリスを助けるのでした。
こんなお話でしたね。
幸せは頑張ったあかつきに与えられる
未来の幸せのためには、懸命に働かなくてはならない
このように、小さなころから
幸せは頑張れば訪れると思っていませんでしたか？
そして、幸せになるためには
まずは目先の幸せは我慢して
頑張らなくちゃならないと・・・
◎頑張っても頑張っても
幸せになってない……？
・・・・・・・・・・・・・・・
今は働く女性、家事をする男性、
増えましたよね。
仕事もプライベートも両立しながら
頑張っている方が多くなりました。
＊・＊・＊・＊・＊・＊・＊
３歳のお子さんと夫と暮らすMさん
お子さんが幼稚園に入ると同時に
Mさんは仕事に復帰しました。
旦那さんには「無理のないよう働いてね」と
言われていますが、
復帰後は以前の働きを取り戻す勢いで
仕事に励んでいます。
そして帰宅すると外に働きに出ている分
家庭のこともきっちりしないと！と
家事も完璧にこなします。
お子さんを寝かしつけて
食事の後片付けをして・・・
全てのやりべきことが終わった頃には
ぐったり疲れきって就寝。
そんな毎日を繰り返して
気が付けば、
自分のことを振り返る時間も
ケアする時間もありません。
ずっと心が休まらない
こんな日々がいつまで続くんだろう・・・
目の前のやるべきことが永遠に終わらない気がして
豊かで穏やかな時間がやってくるイメージは
到底わいてきません。
むしろ、些細なことにイライラして
子どもを理不尽に叱りつけてしまったり、
旦那の顔を見るだけで
当たり散らしてしまいます。
そんな自分も嫌になるのですが
どうしていいかわかりません。
こんなに毎日頑張ってるのに
私、全然幸せじゃない・・・・
◎幸せなはずなのに幸せじゃない？
・・・・・・・・・・・・・・・
毎日頑張りに頑張りを重ねて
心の中は疲弊しきっているMさんですが、
周囲から見れば、
「豊かで幸せそうな家庭」
そのものに見えていました。
ご本人のお仕事は花形の営業職。
旦那さんは優良企業に勤めていて、
結婚と同時に一軒家を持ち、
お子さんも私立の幼稚園に通っています。
よくよく伺うと幸せになるには
Mさんは次のことが必要と思っていたそうです。
＊＊ Mさんにとっての幸せになる条件 ＊＊
・世間的に良いとされる会社や学校に入ること
・経済的に豊かであること
・母親としての勤めを果たすこと
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
なぜならMさんは
お母さんにこう言われて育ってきたから。
「お母さんはお父さんを選んで苦労したんだから、いいお勤め先の男性と結婚なさいね。そのためには、努力していい大学を出るのよ。家族ができたらお嫁さんとして恥ずかしくないようにね。あなたはお母さんのためにも幸せになってね」
そして、それがMさんにとって
幸せになる道だと
ずっと思ってきました。
Mさんはその通りに頑張ってきました。
お母さんはそれを見て満足そうでした。
世間の人もMさんを見て羨ましいと言います。
でも、肝心の本人は？？
幸せを感じるには程遠いところにいました。
それどころか心の中から
いつも苦しさが消えないのです。
◎それは本当にあなたの望む幸せ？
・・・・・・・・・・・・・・・
毎日に追われるばかりで
幸せを感じられなかったMさん。
どうしてだと思いますか？？
その幸せの形はお母さんが望むものであって、本人の望むものとは違っていたからです。
Mさんは、お母さんの理想の幸せの形を
丸呑みにしていました。
そしてそれを自分のものとして生きてきました
そうしないと何だかお母さんが可哀想だったし
そうしないとお母さんがヒステリックになるし
そうしていればお母さんが喜んでくれたからです。
お母さんが満足そうな顔を見せる時だけ
Mさんもひととき安心を感じられました。
Mさんはお母さんが幸せになってはじめて
自分も幸せになれる
お母さんに認めてもらってようやく
安堵できるという感覚だったのです。
でも安堵してもそれも一瞬のこと。
お母さんは理想を追い続けるし
Mさんも頑張って母の理想を
維持しつづけなればいけませんでした。
◎あなたが本当に幸せを
感じられることはなんですか？
・・・・・・・・・・・・・・・
ではMさんにとっての幸せって
何だったのでしょうか？？
そう問われてみると
Mさん、他人が求めることや
他人がいいと言うものを追うことはできるけれど
自分自身が一体何に幸せを感じるのか、さっぱりわからないのです。
他人の目を通してみないと
自分の幸せがわからない…
あまりにも自分の中が
他人の価値観で埋め尽くされている
という事実に、愕然としました。
旦那さんやお子さん、仕事を通して
他人の価値観を実現しようとするばかりで
本当の意味で目の前にいる
旦那さんやお子さん、仕事が
見えていなかったのです。
そして、自分のことは
もっと見えていませんでした。
ずーーーーっと自分のことを無視
し続けてきたんです。
自分の幸せがわからないのは
当然ですよね。
◎自分の幸せを生きるには？
・・・・・・・・・・・・・・・
では、これからは自分の幸せを考えていこう。
ところが、そう考えた時に
Mさんは躓きます。
私だけ幸せになっていいのかな…
私の幸せを選択したらお母さんを見捨ててしまう…
自分が幸せになるのはわがままじゃないかな…
私の幸せの選択は正しいのかな？
幸せの感覚がわからない…
ごくごく呑み込んできた
お母さんの価値観の代わりに
自分をずっと圧し殺してきたんです。
自分の欲求や感情や感覚も
わからないし
それを優先させることも
怖くてたまりませんでした。
Mさんはお母さんの価値観を
呑み込んできた理由や
自分を優先させる怖さと向き合いました。
自分の感情や感覚を取り戻すのも
時に辛い気持ちを思い出して
逃げたいこともありました。
けれど、目の前の旦那さんや子どもが
きちんと見られるようになると
自分の内側から愛しさが
込み上げてくるようになりました。
今まで家族を理想を実現させる道具として
しか見て来られなかったこと、
そして、自分もお母さんの無価値感を
埋めるための道具として扱われてきたこと、
お母さんもその関わりしか知らなかったこと・・・
その悔しさや寂しさを沢山沢山
自分の中から吐き出しました。
何かを吐き出すたび、もうすでにそこにあった
Mさんの幸せが見えるようになっていきました。
＊・＊・＊・＊・＊・＊
幸せを感じる近道は他人を満たすこと
ではなくて、、、
まずは自分で自分を
満たしてあげることです。
自分で自分のことをきちんと
見つめてあげること。
幸せは自分が感じられてはじめて
人に渡していくことができます。
それは最高にいい気分だけではなく
自分の内側にある悲しみや怒りや怖さを
含めた自分を感じていくことでもあります。
あなたの幸せはどんなものでしょうか？
頑張っても幸せになれない…
そこにはあなたなりの理由があるはずです。
気軽にお茶を飲みながら
あなたのお悩みをお話しにいらっしゃいませんか。
もやもやするけどうまく言葉にならない…
それでもOKです＾＾
誰かのお話を聞くうちに、自分の悩みも
整理されていくものです。
大阪は開催間近です
『ひとりで悩まないで！！
～ 頑張らずに幸せになるための
お茶会 』
大阪：４月２９日（月祝）１０時～１４時
担当：古田しほ
東京：５月１５日（水）１３時～１７時
担当：ひがしさやか
2019年4月5月の予定
期間限定モニター価格は
5月をもって終了です
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学びながらも自分自身の「悩み」や「解決テーマ」を次々と解決していくことを目的としています。
●１・２回目：４月２７日（土）・２８日（日）
●３・４回目：５月２５日（土）・２６日（日）
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ひがし さやか
（東 沙弥香）
日本リトリーブサイコセラピー協会
公認心理セラピスト
東京・埼玉を拠点に活動中。
1980年生まれ。
大鶴和江氏が開発した心理療法、リトリーブサイコセラピー®を使って、心理援助を行う。トラウマ、パニック、PTSD、うつなどの深刻な悩みから、愛着障害、対人恐怖、人間関係、子育て、恋愛、結婚、仕事の悩みなど問題解決のサポートをしている。
幼少期より漠然とした生きづらさを持ち続ける。
その生きづらさを糧に俳優を志すも浮き沈みの激しい不安定な日々を送る。30歳を過ぎた頃よりパニックや不安障害のような症状に悩まされるように。心理療法に出会い、生きづらさの根っこが愛着の傷付きによるものだと腑に落ちる。今ではそれらの悩みだけではなく、人間関係の悩みも改善され、安心感と共に、自分の望む仕事を実現できるまでに。
多くの人が肩の力を抜きながら、よりその人らしく幸せに生きられるように、広く心理セラピーを届けるべく活動を行っている。
NLP心理セラピューティックコース卒業
リトリーブサイコセラピープロコース卒業
リトリーブサイコセラピーハイパーコース卒業
講座にてアシスタントに従事