レンズ内を見るのは意外に難しい?
こんにちは。急に寒くなったので防寒対策はバッチリなWEB担当大島です。
さて、今日はフェイスブックにも書いたのですが自分の機材を点検してるといつの間にかレンズの中にくもりの初期症状が出ていました。
これはいかん、ということでとっとと分解清掃したのですが「せっかくだからどんな感じだったのか写真に残そう」と思い立つもなかなかうまく撮れず。
- 腕やろ -
というツッコミは置いといて。
例えばお持込みをいただいたお客様の機材を点検した時に薄いくもりがあったとして「薄いくもりがありますねー」とそのままお伝えするのですが、確認いただくためにご覧いただいても「・・・あります?」みたいな感じになるケースは少なくありません。
で、考えてみたのですがこのお仕事をしていると1本のレンズに対して、数段の見方をすることに慣れてしまいます。どういうことかというのを図にすると
ズームレンズはこんな感じで数グループのレンズによって構成されています。で、真ん中のレンズに黒く示したのが薄いくもりだとします。
この時、視点の位置によって見え方が変わります。極端に図で表すと
1)水色のレンズに視点が合った場合
2)緑色のレンズに視点が合った場合
3)黄色のレンズに視点が合った場合
4)オレンジ色のレンズに視点が合った場合
5)紫色のレンズに視点が合った場合
こんな感じでしょうか。
何となくイメージいただければ幸いです。
電源が入らない・・・確かに、大問題だ。
ブログをご覧のみなさま、こんにちは。
冬になって参りました。空気が冷たく、乾燥して参りました。
帰宅後はきちんと手洗い・うがいをして、風邪をひかないよう注意の季節です!
・・・と書いているのは少ーしノドが痛い感じがするから、という何事も後手後手なWEB担当大島です。
さて、本日は「電源が入らない!」という問題について。
今日お問い合わせをいただいのは「ちょっと古いデジカメの電源がいきなり入らなくなってしまったのですが、バッテリーが悪いのかボディが悪いのかが判断できません・・・」というケース。
お客様は幸い弊社の近くにおられたので、「今から持ってきてください!」の一言で事は済んだのですが、よくよく考えてみるとこれは大変なことです。
近所にカメラ屋さん(旧い機種のバッテリーも持ってたりすることろ)があれば良いのですが、そうでなければこの症状を正確に判断するのは非常に困難だからです。
今日のお客様の場合はお越しいただいて、会社にあるバッテリー2個で作動点検を行い確認→作動しないため内部電子部品の故障が原因と判明→交換部品が無いので直せません・・・という結果に終わってしまったのですが、「きちんと診ていただいて、もやもやせずに済みました。ありがとうございました」と仰っていただきました。
これはこれでお役に立てたのですが、わが身に置き換えるとやっぱりすぐに分からないのは結構きついなあ、と改めて思ったり。
残念ながらこの件については妙手が思いつかないので、お客様の機材に何かが起こってしまった場合はお持ちいただくかお送りいただくか、というご提案になります。
ボディかレンズか?7割ぐらい当たりそうな確認方法
ブログをご覧のみなさま、こんにちは。
寒くなってきました。
通期時には既にスーツの上を羽織らないと辛いかなあ、という感じでつまり寒くなってくると脳と体の機能が冬眠に備えて活動停止すべく緩やかにその機能をダウンし始めるのでだから最近あんましブログが書けていないWEB担当大島です。
さて、今日は(以前にもやったかもしれませんが)故障したとき
「原因がボディかレンズかどっちだろう?」
と言う場合に7割ぐらいで当たりそうな方法です。
まずは症状確認。当たり前ですがボディとレンズをくっつけた状態で撮影動作を行います。
例えば「シャッターが切れない」という場合。
レンズに原因がある場合はAF(オートフォーカス)が効かなかったりAE(自動露出)が効かなかったりして、きちんと結像しない事が原因でシャッターが切れません。
なので、レンズを外して作動確認するとシャッター自体は切る事ができます。
ところが、レンズを外してもやっぱりシャッターが切れない場合。
これはボディ内部で何らかの異常が発生している可能性が急浮上します。
とまあ、この方法で7割ぐらい当たります。3割は外れるのですが気にせずいきましょう。
<おまけ>
原因がレンズのAF機能不調の場合。
「AF」スイッチを「MF」に切り替えて撮影できれば8割ぐらいそれが原因です。
まあこれも2割は外しますのでご参考程度に。
レンズによって色は変わるのか?ホワイトバランスを変えて実験
ブログをご覧のみなさま、こんにちは。
明日は朝から人間ドックなので今日は早めに晩御飯を食べなきゃいけないWEB担当大島です。機材だけじゃなくて使う自分もメンテナンスはやっぱり必要だと思います!
さて、今回は前回に引き続き「レンズによって色は変わるのか?」というテーマで。
前回は非常に微妙な結果になってしまったのですが、ある方から「AWBだからでは?」というご意見を頂戴しましたので「じゃあ太陽光設定でもっかいやってみよう!」と深く考えずにやってみました。
*毎度毎度ですがこれは個人的に「半分以上遊び/趣味」の領域で適当に行っている事なのでメーカー様の公式見解では決してありません。話半分未満に聞き流すぐらいでお願いします。
EF-S18-55/3.5-5.6IS
EF28-70/3.5-4.5
EF28-70/2.8
EF28-135/3.5-5.6
EF70-300/4-5.6
EF100-300/5.6
このサイズだと分かりにくいのですが、原寸に近いサイズで確認すると僅かに異なるような気がします。
が、個人的には露出による見え方の差の方がよっぽど影響があるように感じました。(今回の実験で、絞り値は固定しているのでシャッタースピードに変化を付けながら出来上がりの明るさがなるべく近くなるよう数枚ずつ撮影を行いピックアップしています)
そして今回実験を行った結論ですが
「レンズによって色が変わる事はあるかもしれない。けど、ホワイトバランスがオートだったら(Canon製品の場合)顕著な差はないから、そんなに気にしなくても良い気がする。でも、じっくり見ると僅かな差はあるから『このレンズの色好き』と思ったらそれは正しいのであれこれ考えずに好きなレンズを気持ちよく使ったらそれでええんじゃないでしょうか」
てなことで。
まあ後は、ボディによる差ともひうひとつぐらいを忘れないうちにいつか実験しようと思います。多分。
レンズによって色は変わるのか?軽く実験。
ブログをご覧のみなさま、こんにちは。
秋ですねえ。
・・・イモでも焼こうかしら。
いやいや、それならスイートポテトの方が。
まあ、どうでもいい話ですね。
今日のお題は「レンズによって色が変わるのか?」という、お客様との会話の中で生まれたテーマです。
個人的には「このレンズはこんな感じに写る」みたいなもやっとした印象を持っていたのですが、そういえば比較とか真剣にやった事ないなーと思い。急きょデスク後ろの完成品置き場兼撮影ブースで軽く実験してみました。
*注意)以下、かなり適当な実験なので間違ってもメーカー様の公式見解とか思わないでください。ほんまにお願いします。
◇実験概要
三脚座に固定したボディに6種類のレンズを順次装着し、N村さんからいただいたお菓子に入っていた上杉謙信公のミニ凧をターゲットに、F5.6統一+AWBで撮影。結果を比較してみました。
結果その①:EF-S18-55/3.5-5.6
結果その②:EF28-70/3.5-4.5
結果その③:EF28-70/2.8
結果その④:EF28-135/3.5-5.6
結果その⑤:EF70-300/4-5.6
結果その⑥:EF100-300/5.6
うーん、微妙。
一晩寝ながら考えてみます。
データ社会の罠
ブログをご覧のみなさま、こんにちは。
今日でもう、今年も3/4が終了です。早いもんです。今はまだ半袖短パンが休日のウエアですが、間もなく長袖やコートになるのかと思うと不思議な感じです。
さて、本日のお題は「データ社会の罠」。
・・・いや、詐欺とかそんな話ちゃいますよ。だけど大事な事だなー、と思ったので忘れないうちに書いとこうと思います。
実はこれを書く直前、お客様から電話があって「今から機材を持ち込みたいんで車で伺いますねー」という事だったので「じゃあお待ちしてます!」とお答えしました。
しばらくして「今中之島に着いたのですが、ここからどう行けば良いですか?」というご連絡が。
・・・中之島???
「会社の電話番語をナビに入力したらここに連れてこられたよ」とのこと。
なるほど。
謎はすべて解けました。じっちゃんの名にかけて。
ヒガサカメラは数年前まで、中之島のビル内で営業していました。
でも、引っ越しして本町(今の場所)に来たんですね。
ところが、ナビゲーションを提供する側の情報が更新されていないと未だに昔の住所に連れていかれちゃうわけです。今回の場合、比較的近場だったので良かったものの万が一隣接県などに移転していたらえらいことです。
データ社会とは言え情報更新は人の手によるものがまだまだ主流だなあ、と感じた9月末日でした。
機材のコンディションに対するお問い合わせが増えて来ました
ブログをご覧のみなさま、こんにちは。
ブログには全く関係ないのですが、フェイスブックの画像アップで問題が発生しており最近SNSの編集画面開くのやだなー、ってなりはじめているWEB担当大島です。あー、明日来たら直ってないかなー。
さて、話はがらっと変わりますが最近撮影機材のコンディションに関するお問い合わせ・ご相談が増えて参りました。
いろんなところで、いろんな情報源があるのでどれが正しいみたいな話をするつもりはありませんが、撮影者の方がそういった事により強い興味を持たれる事はとても良い事であると思います。なぜなら、同じように撮影をしても得られる結果が間違いない区良い方に変わってくるからです。
その状況に対し、点検/調整の候補としてどこ(誰)を選ばれるのかはお客様がお決めになる事なのですが、「数ある中からヒガサカメラを選んでやろう」「選んでよかった」と仰っていただけるよう努力を続けていこうと思います!
ストロボ内蔵カメラなのにストロボが出てこない!時に1秒で解消可能な原因
ブログをご覧のみなさま、こんにちは。
台風来てますわー
こんな天候でも荷物を届けてくれる宅配業者の皆様、本当に頭が下がります!
さて、今日は「ストロボ内蔵カメラなのにストロボが出てこない!時に1秒で解消可能な原因」について。ではさくさくいきます。
上の写真がいわゆる「内臓ストロボポップアップ」の状態です。
オートモードなどでも状況に合わせ必要な時は自動的に立ち上がってくれますが、マニュアルゾーンではこのボタンを押してやる必要があります。
中央部にある、イナズマ型の矢印下にある丸いボタンですね。
しかし稀に、「押したはいいけど反応しない」というケースが有ります。
「電源は入っている事」を前提に話してますのでそれ以外に考えられる事。視線を少し上に移動させます。すると
外部ストロボ取付部にこういった「シューカバー」が取り付けられている事があります。
これが取り付けられていると内部ストロボは反応しない仕組みになっていますので、解決策は「カバーを外す」になります。
といった感じで出来ることもありますので「あれ?」と思ったらお試しください。
それでもダメな場合はいつでもお問い合わせくださいー
引き寄せの法則?
ブログをご覧のみなさま、こんにちは。WEB担当大島です。
皆さんは「引き寄せの法則」という言葉をご存知でしょうか?
ばくっと言うと「こうなったらいいなー/いやだなーと思った事が実現してしまう」というアレです。
で、急にこんな事を書くからには何かあったんだろうと思われるでしょうがその通りです。
昨晩我が家では旅行サイトを見ながらあちこち空想旅行をしておりまして、
「来年ぐらい石垣島方面いけるといいねー」
「竹富島や西表島に船で渡るのもありだねー」
みたいな話を他愛もなくしていたのですが、今日機材メンテナンスにお越しいただいたお客様のご実家がまさにそのエリアで宿泊施設を営まれていた、という驚きの展開。
機材預かりの際ご住所とお名前をお書きいただくのですが、それより先にご実家の情報をお教えいただいてしまうという欲望に忠実な対応をしてしまいました。苦笑しながらお教えいただきましたI様、貴重な情報をありがとうございました!
もちろん機材点検もばっちりさせていただき、全てハイレベルに性能を保っている事が確認できました。良い機材に良い情報、良いものを引き寄せた良い1日に感謝です(^^)
WEBを信じちゃいけないよ♪
今週は千客万来な感じで過ごせたWEB担当大島です。来週も楽しみだなー。
さて、今日は過去何回かお伝えしている内容とダブりますが、やっぱり起こってしまった事件(?)がありましたので。
それは「外部分解」。正規の手順を踏まない、言い方は失礼ですが素人の方による分解組み立てです。
何度でも言います。
ほんまに、やめときましょ。
バラバラにして何となく組み立てて、きちんと直るのなら修理屋はいりません。たまーにWEBで「○○の分解手順」みたいなのを見る事がありますが、結構「おいおいっ」ていう内容てんこもりです。
勿論、こう言っている私の文章を疑っていただくのも結構です。これもWEBに載ってるタダの情報ですし。
という私がこういったことを書く理由はいたってシンプル。
機材は性能が満たされてなんぼ。Canonの皮をかぶった偽物がキライだから。
ふふふ、久々に毒吐いちゃいました(^^)