ヒガンバナ

Amebaでブログを始めよう!

たとえば、

職場に、すんごい厄介な お局様が居るとするよね。
その人のことを、皆が影で、
「ヒステリックババア」と呼んでたとしよう。

そして、
大事な取引先が来ているのに
うっかり挨拶をし忘れる、だとか、
転んでお茶をこぼして書類を駄目にするとか、
信じられないようなドジな事をするのが新人タエコさんだとしよう。


OL A子「ほんっとに、ヒステリックババアむかつくよねー」
B子「マジこっちがヒス起したいわよ」
C子「男の前だとコロっと態度かわるもんねーババアのくせして」

-とそこへ、タエコさんがトテチテやってきました。

しかし、その一歩後ろからはヒステリックババアが
OL A子達の無駄話を叱るために凄い勢いで近づいてきています・・・

早くも殺気で気づくA子。しかしフォローする間もなく・・・

タエコさん「みなさんそろって、負け犬ヒステリックババアさんの話ですかー
タエも仲間に入れてくださいよー」

身の毛もよだつ、間抜けな大声。

もちろん、背後のお局様は、顔がマッカッカ!

********************************************

さて問題です。

たとえば、
ここでドジで間抜けなタエコさんも、
A子さんの恐怖に震えたまなざしに一刻も早く気づき
後ろを振り返ったならば、まだかわいいものです。


しかし
「A子先輩ってばぁー、ヒステリックさんよりも
コワーイ顔になってますよぉ。どうしたんですかぁ。
タエコ、お局様ばかりに囲まれてコワイイ!」

(つまり、この期に及んでまだ、自分の置かれた状況に気づいていない。)

といわれたら、
もうこいつは、電気椅子にでも座らすしかねえな、って思っちゃうでしょ。

もちろん、
そのすぐ後ろにヒステリックババアが待機しているのですから。


うちの父は、
この電気椅子に座らせられるタエコさん並にドジです。


母の地雷を踏まないように、踏まないように、
話の中にフォローを入れているのに
まさにまったく気づかない馬鹿さ加減。

そして、
たとえば
テーブルの下で、
話を止めるために足を踏んづけたとしよう。
わかる人なら、
(あ、言っちゃいけないんだな)
ってことで
痛い足をコッソリさすりながら、話題を変えるというもの。

しかし、
「いってえな!お父さんの足を踏みつけるとは何事かっ」

みたいな感じで、
せっかくのフォローが台無し、どころか
違う問題に発展してくるから面倒なのです。

ほんっと、
ここまで場の空気も読めない、
人の気持ちもわからない、
言って良い事と悪い事の区別も付かない人と
どうやって一緒に居ればいいのやら・・。

よく、
お姑さんとお嫁さんとか、

自分と会社の上司とか、

そういう関係で、
そのように悩むのならわかるけれど、

夫婦でこんなにも行き違いがある人たちって居るのかなあ??
本当に、好きでもないのに
なりゆきに任せて結婚しちゃったんだな、って思うと
なんだか子供としては切ないです。

去年前半はほとんど鬱状態だったし、

後半は、母の統合失調症発病もあって、

私自身が自分の内的な事にこだわりすぎて

実世界にあまり興味が持てなかった年だった。


家族の事や、人間関係ってなんだろう?とか。

その手の本をよみまくったり、

自分もカウンセリングに通って、

何がどうしてこうなったのか?

今までうやむやにしていた事がよくないんだ、

向き合わなきゃいけないんだ、って

すごくすごくまじめに考えて突き詰めていた一年だった。


けど、

鬱病から抜け出すと、急にわかる。


本当は、

突き詰めるものなんて無いのだろうし、

誰が、どのような理由で、何が駄目なのか、とか。

そういうことに細かく細かく気を取られている、

その事自体が鬱病なんだな、って。


すごくまじめにまじめに考えて

自分なりに答えを出す必要がある、

やらなければならない、


そういう必死な使命感というものに、あまりにもとらわれすぎていた。


どうしてなのか、

毎回毎回、

すごーく悩むし、

だからこそブログを使って

書き残して、

治った時に見直せば

『あー、こういう状態だからこそ病気だったんだな』

ってわかるのに、

いっこうに懲りず、毎年ある時期になると鬱が発生する。


だから、


治った今、

(治った、といっても、特定のストレスがかからない状態で居られる間は)

楽しい事に目を向けていこうと思う。


私は本来は、

お祭り大好き。

習い事大好き。

コスプレ大好き。



去年、習い事が継続してできなかったから

今年は1月のうちに、ピアノを習おうと思う。


友達の結婚式が9月にあるので、

余興で弾くと宣言してしまったことだし、

気合を入れてやろう、と思っている。


ずっとクラッシックをやっていたので、

ジャズをやってみたいなーと去年くらいからずっと思っていた。

習えるところもすぐに見つけて、

見学にまで行ったのにその後 鬱・・orz


とにかく、


ストレスをためないように、気をつけていけばいいんだ。


それはわかってるつもりなんだけどね・・。





「そんな、平和な家庭なんて無いよ~

みんなそれぞれ大変なんだってば。」


っていう、簡単な言葉ってすごく嫌。


そんな風に簡単に言える人は、

実は大きな問題を背負っていて、ほんとは辛いから、

だからそうやってたいした事無いようにふるまっているのか。


それとも、

大げさにかんがえすぎだよー、

人生山あり谷あり!

みたいな、軽い気持ちの励ましだったら

そんな言葉発しないで欲しい。


それぞれ家庭が違うのは当たり前で

問題が違うのも当たり前だけど、

人の痛みを理解しようともしないような人って嫌。

助けてほしいわけじゃない、

意見を述べて欲しいわけじゃない、

説教なんてやめて。

ただ、普通に聞いて欲しいだけです。



母の実家の父、祖父は、家庭内暴力&酒乱。

母はアダルトチルドレンで、

自分の父親にそっくりの暴君と結婚してしまう。

『結婚なんて、自分の家庭を見てたら、幸せであるはずがない、時期が来れば仕方なくするもの』

というあきらめのもとに、

父からの泣き落としを断れずにわけもわからず若いうちに結婚、出産。


自分が何者なのか?

母の役目を終えたとたんに

アイデンティティを喪失したためか、何なのか

躁鬱病発症。

以来、

私の家ではさまざまなエピソードがおきている。


激しい買い物、

突然思いつきで習い事に通わせられたり

突然学校に訪問し、先生や生徒をびっくりさせたり

めまぐるしいおしゃべり、

大量に一時的に発生する友達、

何の脈絡もない激しい行動に、こちらは、ただただ振り回されたり怒ったり

泣いたり悲嘆したり。

そうかと思えば、

どうしようもないほどの

マイナス思考、

否定的な意見ばかり、

私や家族のすべてを受け入れられず、

怯えたり悲しんだり、無気力になったり。。


私も、母の病気と同時期から

元来の情緒不安定がピークに達し

鬱病の薬を飲みながら現在までなんとか暮らしている。


母は去年から躁鬱にプラス、統合失調症を発症。


急性期に

パトカーを呼んだり

大声で演説したり

テレビにテレパシー送ったり

新聞社に手紙を何通も出したり

花屋でレポート実況中継したり

デパートでかけっこしたり

親戚に、死ね!と言ったり


後退期に入って

極度の不安、

優柔不断、

束縛、

感情が乏しいが、

怒り、嫉妬、かなしみ、おそろしさ、といったものだけが

強調され、

日々、爆弾処理班のような気持ちで

穏やかに暮らそうと精神集中を心がけている日々。

なにしろ、

ジョークも通じないのだから。


そして、私だって気を抜くと自分が鬱になってしまうのだから、

あまり深く考えこんでもいけない。

こういった、日常の、私の家では当たり前の事だけれど

消化できないときはどうしたらいい??


わからないけれど、

こんなに家の中って緊迫しているものなの??



そして友達に聞いてもらって、その結果。



同情されたいわけじゃない。

助けて、なんて言わない。

だけど、

共感できないんなら勝手な意味づけをして評価したりしないでほしい。



私にとって、

自分の家ほど安心できない場所はない。


私にとって、

恐ろしく憎むべき場所は家。

そして、恐ろしく、憎たらしく、それでも離れがたい場所なんだ、きっと。

多くの矛盾を抱えているけれど、

私がこの家族を守らなければ、破壊へ向かっていくんじゃないかという使命感。


辛いのに、

逃げられないのは、

逃げる事に罪悪感を感じるから。

多分、変に責任感が強いので。


今のところ、

愛が何なのかわからない。

私にとって愛に一番近い感情が憎しみなので。


こうやって、自分もボロボロになるのだけど

それでも家族が最終的に平和になったらいいな、なんて

未だに幻想を抱いている自分が、たまに嫌になる。



どんな家庭で、どんな役割してますか?

久しぶりにモト彼に会った。

どういうわけか、年末年始のイベントに俺も参加する、と言われ

断る理由も無いので会うことにした。

会う、というか、踊っているところにやってきて、

『あー久しぶり!』っていうノリだったから私も気にせず一人の世界に入っていた。

けど、なんか勘違いされたのか、

それとも、お酒の勢いでなのか、

腰に手をまわそうとしたり、

髪をなでたり、

肩を組もうとしたり、

戸惑うというよりも、なんだか嫌な気分になってしまって

なんとなく交していたのだけど

寒気がして、自分の腕をさすると

摑まれた腕の部分だけに

ジンマシンがでている。

思わず笑いそうになった。

ついに男アレルギーにでもなったか?

別れてからちょうど一年くらいになるけど、

そのあと好きな人もまともにできなくて、

だけどよりを戻すつもりもなくて、

今では良く理解してくれる友達だと思った。

だから、男、っていう態度で接してくると思わなかったから

びっくりしてジンマシンがでたんだろう。

けっこうショックだ。


時々、

これから一人でどうやってテンションをあげて生きていこうか?と考える。

タイルや読書やピアノや料理や仕事。

いつの間にか日が暮れているくらい、私を熱中させてほしい。

クタクタに疲れさせて欲しい。

タイルで(笑)?いいかもね。

結局、自分で自分を楽しむには限界があって、

私は無理してでも誰かの世話を焼く事だけを本気にしてしまう、

性質の悪い母性本能を持ったただの女だ。

もしくはマゾヒスト。

振り回されているうちに、

振り回されているのが快感になったのか。

そして自分を見失うなんて最悪だわ。