まだまだ５月、キャンディの誕生月なので
今回のキャンディ考はキャンディが留学した
ロンドンの聖ポール学院について
調べて書こうと思います。
イギリスの寄宿制学校のことを
パブリック・スクールと言うそうです。
私立の中等学校で、授業料も高く
学問だけでなくジェントルマンの育成を
目的にしており、
男子は１３歳から１８歳、
女子は１１歳から１８歳の子が通うそうです。
基本は男子校で女子禁制だそうです。
イギリスには「ザ・ナイン」と呼ばれる
名門校が９校あり、その中には
セントポールズ・スクールという名称の
学校がありましたが男子校だったので
この学校がモデルという訳ではなさそうです。
現在共学は４校ありました。
「ザ・ナイン」には入っていませんが
マルボロ・カレッジという学校が（創立は1843年）
初めて女子を受け入れた学校で
ここはキャサリン妃の出身校だそうです。
男子が入学するためには
試験があるそうですが
女子はどうか分かりませんでした。
ほとんど勉強してこなかったキャンディが
いきなり入学できたので
試験無しで入学できたのでしょうか？
ニールとイライザだって
ロクに勉強していないのに
入学できているので
アードレー家が多額の寄付でも
したのでしょうか？
ジェントルマンの育成を行うなら
教師がシスターばかりというのも変ですよね？
男子の授業シーンは描かれていないので
男性教師もいたのかもしれません。
マンガを見ていて疑問なのは
学年があるのかどうかの描写が無いことです。
同時に入学した歳の違うステアとアーチ―は
一緒に学んでいたのでしょうか？
彼らは自宅学習をしていたようなので
年の違う同級生だったのかな？
もっとキャンディたちの学園生活を
見たかったと思いますが、
短めに切り上げられたのは
イギリスの学校の資料が
少なかったからなのでしょうかね？
