昨年の10月から12月末まで

魔法騎士レイアース」の全話が

配信されましたね。

 

私は放送当時、もう大人だったので

親と一緒に居間でテレビを見ている時間に

アニメを見るのは気恥ずかしく、

仕事でも残業が多くて見られませんでした。

 

今年で連載30周年ということで

当時のアニメがYouTubeで配信され

初めて見ることができました。

 

作画が残念なシーンもありましたが

やはりCLAMP作品は面白いですね。

 

当時、キャラなどの固有名詞に

車の名前を付けていることに

「いいんだろうか?」と

疑問を感じていましたが

今となってはその名前の車は

ほとんど無くなってしまいましたね。

(それを「レイアースの呪い」と言うようですが)

 

車のメーカーにしたって

その名前からイメージするのが

車でなくこのマンガのキャラになってしまったら

もう使うのを止めるでしょうね。

 

ストーリーは第一章の終わり方は

結構エグいですね。

何も知らない異世界の少女たちを

伝説の魔法騎士とおだてて

辛い仕事をさせるなんて。

 

それを回収する第二章では

キャラが一気に増えて

手持無沙汰になったのか

マジックナイト達が懸命に闘っている間に

城でカルディナとラファーガが

イチャイチャしていて

「オイ、そこの二人!」ムキーむかっ

と言いたくなりました。

 

第一章の終わりでのヒカルの

やりきれない気持ちから

ノバが生まれたと言うことですが

海ちゃんと風ちゃんには

ノバ的な存在が生まれなかったのは

なぜなのでしょうね?

二人とも意外とクールなのかな?

 

自分が少女の頃に見たなら

きっと大好きな作品になったと思いますが

大人になってから見ると

ランティスみたいな無口な男は

好きじゃないな。

しかもロリコンか?と思ってしまう。

 

主題歌の「ゆずれない願い」は

本当に名曲で大好きです。

でもこの曲を聞くと

ふと阪神淡路大震災を思い出してしまいます。

 

あの大地震が起きたのは

このアニメの放送期間だったんだよね。

 

当時復興の応援歌として

高橋由美子の「Fight!」とともに

よく耳にした気がします。

 

興味深いのはこのマンガが連載されたのは

「なかよし」だと言うことです。

 

私たちが「キャンディキャンディ」を

読んでいた頃の「なかよし」には

こういったヒロインが戦う作品は

無かったと思います。

 

キャンディは女性が自分で生き方を決めて

社会に踏み出した頃で

レイアースでは女性が社会に出て

いろんな事と戦う姿を表わしているようで

時代の変化を感じますね。

 

私のシークレット扉絵コレクション。

(当時仕事で手に入れた色校のヤレ)