「キャンディキャンディ」を読んでいた頃
「なかよし」のライバル誌の「りぼん」も
友達から借りて読むことがありました。
当時のトップ連載は
一条ゆかり先生の「砂の城」でしたね。
とても大人っぽい作品でした。
太刀掛秀子先生の「花ぶらんこゆれて…」も
素敵な作品でした。
そんな中、とても気に入った作品がありました。
高橋由佳利先生の
「それからのパスカル」です。
大正時代を舞台にした
3回の短期連載でストーリーは、
探偵のパスカル(蓮軽)はある事件の調査の最中
急死してしまい、相棒の業平は
彼にそっくりな女学生・葵に
事件解決までパスカルの身代わりを頼みます。
だんだん業平が気になってくる葵ですが
事件の調査が終わったら
もう会うことも無くなってしまう…
大正ロマン香る冒険活劇に
ちょっと切なさもあり
キラリと光る楽しい作品でした。
高校時代にたまたま当時の「りぼん」の
古本を手に入れる機会があったので
この話だけ抜き出して製本し
今も大事に持っています。