🏉ラグビーワールドカップ2023
(準々決勝:スタッド・ド・フランス/サン・ドニ)
フランス28ー29南アフリカ
🇫🇷3T2G(4′.22′.31′)3PG(41′.54′.73′)
🇿🇦4T3G(8′.18′.26′.67′)1PG(69′)
自国開催初優勝を目指した🇫🇷は準々決勝で終わった。
立ち上がりはスピード勝負で裏のスペースをキックで狙ったがこれは🇿🇦に読まれていた。
象徴的だったのは22分のトライ直後のコンバージョンでラモスのキックを🇿🇦のコルビにチャージされて2点追加出来なかった。スコアだけを見ればこれが致命的となった。
3トライは全てセットプレーから第1列の選手。
マイボールラインアウトモールもひとつの選択肢であるのだがフェーズを重ねたり敵陣深くまでゲインを切る攻撃をなかなか見せられなかった。
🇿🇦対策でリザーブ8人のうち6人FWの選手を入れたため後半はスピードが落ちてハンドリングエラーが多く攻め手がなくなり得点の選択肢がペナルティキックしかなくなった。
連覇を目指す🇿🇦は試合前のメンバー見たら「アレ」と思ったがこれが良かった。
スタメンのハーフ団にレーナックとリボックという攻撃に特化した選手を起用。
リボックのキックを高い選手に競らせバックス陣がサポートしてトライするというシンプルな戦術が上手くいった。
試合を作ると後半入ってすぐにデクラークとポラードという経験豊富なバランスが取れた選手にチェンジして点の取り合いゲームを落ち着かせた。
リザーブはその他にもスミス、ルルーにスクラムが強いヌチェと反則級の強さ。
スミスは短い時間ながらジャッカルでピンチを救い、ヌチェのスクラムは本当に強い。
この試合はなんといってもコルビだ。
🇫🇷の多彩なキック攻撃に冷静に対処してラモスのコンバージョンを封じその3分後にはクリエルのグラウンダーキックパスに冷静に反応してトライ。2点封じて5点取る。
コルビと併せてアレンセとヴィレムセのバック3が🇫🇷の裏キック攻撃を冷静に対応。
これが上手くいかなかったら🇫🇷の思うツボになってたかもしれなかった。
FWの強さはもう言うまでもない。エツベツのトライはもう笑ってしまった。
点差1点だが経験と選手層という大きい差があった。