OSMのスネアに魅せられた話。
スラヴ行進曲を演奏するにあたって、参考にするCDを買おうと思い、
心斎橋のミヤコ楽器で買った、デュトワ/モントリオール交響楽団のチャイコ集。
チャイコフスキーってなんか馴染みがあるぞ、と思ったら、
小学生の時にひたすら聞いていたくるみ割り人形の作曲家じゃないか~(その2 参照)
なんて思いながら、一緒に収められていた1812年やイタリア奇想曲など、
どれもこれも好きになった。
1812年なんてロシア軍が勝ったところからシンセがメロディ弾いたり、
録音のモノホン大砲が鳴り出すぶっ飛びバージョンだったのだが、
最初に聞いたのがこれだから未だに普通の演奏は物足りなく感じる。
刷り込みとは恐ろしいものだ。
さて、このCDをひたすら聞いていたら、
まぁなんとスネアのロールのキレイなことか!
パラパラ~~と明るくて軽やかなサウンド。
粒立ちが際立っているのに、凸凹していない。
それに比べて、自分の音がいかにゴシゴシしてたか。
この頃はクローズドロール、プレスロールしか知らないので、
スティックを打面に押し付けるイメージしかなかった。
今思うと楽器のスペックも違いすぎるんだけど、とにかくショックだった。
学校のは推定20000円の国産スティールシェル。
そのわりにはいい音してた記憶があるが、楽器から皮から響き線からスティックから何もかも違ってた。
もちろん演奏者も。。最大の要因。
でも何故か、絶対できるはずだ!と変な自信があったのを覚えている。