《ほんたうの珈琲⑥》
郷右近丸彦先生のメタよりシェアさせて頂きました。
今日のテーマは
「王の秘薬であるカフェインの効果」です。
昨日カフェインについて解説しました。
カフェインは天然由来の有機化合物・アルカロイドの一種です。
アルカロイドはコーヒーのような苦味物質を含んでいます。
この苦みの役割は害虫に食べられないためだといわれています。
天然成分をきちんと摂れば次のような秘薬効果があります。
○ 疲れや眠気を抑える覚醒作用○
カフェインは、摂取されると脳まで到達します。
脳内まで侵入できる物資は限られており
いわゆる覚醒剤もその性質を持っています。
天然の覚醒物資ともいえるのです。
そのために次のような効果ももたらします。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
○ むくみに効果的な利尿作用○
カフェインは末梢の血管を拡張させます。
腎臓の血管も拡張し血流が増え、血液ろ過量も増加します。
このように腎臓の働きが活発になり尿の量が増え、
排尿の量や回数が増加します。
活発化した腎臓の働きで、体内に摂取した水分の循環が良くなり、
水分が滞ることなく排泄され、むくみ解消効果も期待できます。
○ 集中力ややる気の向上○
カフェインは脳を覚醒するだけでなく、
やる気を喚起する神経伝達物質のドーパミンの分泌を促し、
交感神経が活性化するノルアドレナリンの分泌を促します。
カフェインはやる気モードになるこの2つのタイプの神経伝達物質の働きを促進させます。
○ 作業・運動能力の向上○
カフェインは運動能力を高めることも知られています。
筋肉が持っている機能を高め、能力を目いっぱい働かせます。
そんな効果が期待され、スポーツマン向けの食品にはカフェインが含まれている商品が多くあります。
カフェインはスポーツの場面だけでなく、
勉強でも仕事でも集中力が増し、作業能率アップの効果が現れます。
缶珈琲の中でもたいへん売り上げが高いブランド「BOSS」は
肉体労働をする方たちに人氣な珈琲ですが缶珈琲を飲むことで
集中、リラックスのスイッチオンオフを繰り返すからです。
少量の缶珈琲を作業現場では一人で何本も飲むそうです。
○ 様々な病気の予防○
コーヒーの機能の一つとして脚光を浴びているのが、病気の予防効果です。
糖尿病やアルツハイマー型の認知症予防に役立つといわれています。
また体の各部分に障害が現れるパーキンソン病の予防効果も期待できるそうです。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
このように
天然カフェインには
漢方薬ともいえるような様々な副次効果があるのですが
最初にお伝えしたように焙煎してから時間が経ち油分が酸化した珈琲であったり
大量の砂糖を入れたりまたは
カフェインのみを化学的に抽出したものを飲み過ぎると
副作用が出る傾向が高いということなんです。
☕☕☕☕☕
《ほんたうの珈琲⑦》
今日のテーマは
「珈琲豆は植物の赤ちゃん」です。
通常珈琲豆というと
茶色くて少しツヤツヤしたものを連想しますが
これは焙煎をしたために熱が加えられて種の中に
入っている油分が出てきたからです。
元の豆は少し黄緑色をしています。
豆といいますが種なんですね。
元はさくらんぼのような赤い実があってその中に入っている種なんです。
この赤い実は珈琲チェリーと呼ばれています。
チェリー部分はムシャムシャ食べることができます。
梅の実の中には硬い種が入っていますね。
この硬い種を割ると
さらに中には「天神さま」と呼ばれるものが入っていて
天神さまには栄養が詰まっていると言われます。
ちなみに天神さまとは学問の神さまとして有名な菅原道真のことです。
菅原道真公は実在した人物でいわば文部大臣のような実績のある方。
死後、神さまとして祀らわれるようになりました。
梅を愛したことで
梅の実を天神さまと
呼ばれるように
なったのです。
珈琲豆の中にある油は梅の種の中にある天神さまのようなものなんです。
植物は動物と違って
動くことができません。
ですので自分の種族を反映させるために
最大の生命エネルギーを込めた種を産み出します。
鳥類が卵を産むのと
同じことを植物もしているわけです。
鳥類の卵は
カラの中に封じ込められていた黄身と白身には生命エネルギーが
満ちたものになっています。
珈琲豆の白身と黄身は中に封じ込められていた油なのです。
つまり珈琲豆の生命は油なんです。
なぜ珈琲が
王の秘薬であり
天然の覚醒物資なのか？
という秘密の鍵は
この油にあったのです。
だから
酸化した油では
薬事効果は得られないということなんです。
卵の中身が腐っているものは普通は食べないですよね。
あ、中華料理では
ピータンという特殊な食べ物があって
あれは卵を発酵させたものなので発酵させれば腐っているとは言えませんが。
通常に出回っている多くの珈琲が酸化した豆で入れられたものというのは
少し言い過ぎかもしれません。
上手に選べば
市販の珈琲や
街中で提供されている珈琲の中でも
良心的な経営努力をしているお店もなくはありません。
昨日「カルディ」というお店に行って豆を200g購入しました。
豆のままです。
この豆はいつ焙煎したものですか？と質問をしたら
1月10日に焙煎したものです。
と明確に答えが返ってきました。
これなら安心ですね。
ちなみに「カルディ」とは珈琲の木を発見した伝説の羊飼いの名前です。
その名前を店舗につけた会社は
株式会社キャメルコーヒーといって
地球環境に善い仕事を目指した会社さんのようです。
珈琲を扱う専門店としては以前から注目していたお店なので
市販で手の届くものでも良質な珈琲を手に入れることはできますね。
カルディだけでなく
一般にある専門珈琲店などでも
安心して善い珈琲を飲めるお店は吟味すればあるだろうと思います。
このことについては
機会を持って取材をして検証してみたいと思っています。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
コメントやシェアを
心から感謝いたします。
今日も一日
あなたと
あなたの大切な人が
「ほんたうの幸ひ」
でありますように。
＊ ＊ ＊ ＊ ＊
シェアまで。終わり❗
ありがとうございました。
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