ヴィム・ヴェンダース監督作品
『アンゼルム“傷ついた世界”の芸術家』を観てきました。
アンゼルム・キーファーは
個人的には現代美術家で、一番好きな人。
彼と同じ1945年、ドイツ生まれのヴェンダース監督が撮影した作品とあって、
公開を楽しみにしていた作品でした。
個人的には、邦題、どうなんだろ
って思いますが^^;
アンゼルム・キーファーも
美術好きじゃないと知らないんだろうなと思うと
こういうタイトルになっちゃうのかな、とも思いつつ。
大きい作品が多いのもあると思うんですが
日本では、そんなに展覧会もされていないし
収蔵もされていないと思うので。
好きすぎてドイツまで見に行ったこともあるので、
映像であっても、キーファーの作品がたくさん見られることが
嬉しいなあ〜と思った^^
見ながら思ったのが
彼の作品を好きな理由が
どうにも心惹かれる、としか言いようが無く。
どうやって作品を制作しているのかとか
見られるだけでもしあわせだった。
キーファーが日本でどの程度、
知名度があるのかというのも思うし
映画として、ヒットするともまったく思えないんだけど^^;
ファンとしては、
高名な監督が映像を残すからこそ
のちにも残ると思うので、
撮ってくれてほんとうに嬉しい作品でした。
私の前に座っていた、
たぶんドイツ人とおぼしき高齢カップルですら寝ていたんでww
ちなみに、さすが欧州の人と思ったのが、
映画館の中でも、リュックサックを背中から離さずに座っていたこと^^;
海外の映画館に入ったことの無い私としては、小さく衝撃でした。
多くのひとにオススメできる作品ではないんだけど
私はもう一回くらい、できたら観に行きたい^^