今日はちょっとアヤシイかもしれない話。
中学生の頃から
家って生き物だなあ〜と思っている私。
同じ家でも、住む人が変わると放つ空気感が変わるし
空き家になると家が傷むのは
風が通らないとか
戸の開け閉てが無いという物理的なことなんだろうけど
家の存在理由である人が居ないことで
家そのものに元気がなくなるような気さえする^^;
お向かいさんが更地にして売るとのことで、
解体の準備をしているときのこと。
すごくお庭が綺麗で、
いつも見るのが好きだった。
特に春はチューリップがいっぱい咲いていて
いつも目を楽しませてくれていた。
解体が決まって、業者の方がいろいろしているとき
お庭のお花が、モノを置かれたりなんだりで
無惨になるのが悲しかった。
なので、道路側に咲いている
まだ傷んでいないチューリップを切って
玄関に飾らせてもらっていた。
ここしばらくの北海道は寒くて^^;
花のためには、維持できて良かったのだけど
家の解体そのものが始まったとたん
急に枯れ出した。
不思議だな〜と思ったのが
お庭には、黄色と赤のチューリップが多く咲いていたけど
赤は無くなっていたので
黄色のだけ飾っていたのに
なぜか不思議と、赤みを増すのがあったこと。
土曜から始まった解体が
今日で終わって
家は無くなった。
写真は今朝のものなんだけど
夕方には、一気に萎れた。
もちろんこれは偶然。
たまたまそういう時期だったというのが順当なんだけど。
なんか家が無くなっていくのと反応しているみたいだった。
植物には話しかけると
よく育つとかっていう話があるけど
今まで、家は生き物だと思っていたけど
もしかして
庭の植木やお花にも、
なにか心のようなものがあるんじゃないか?
ってこの数日、思った。
なんか実家の庭の花を
切って飾ったときの枯れ方とは違ったんだよね〜^^;
ひとには判らない自然だけのコミュニケーションの領域が
身近な場所にもあるのかもしれない。
そんなことを思った日。