山登りは登る判断より、降りる判断の方が難しい。
せっかくここまで登ったんだから・・・・
あともう少しなんだから・・・・
そう思って、天候の変化を見誤り、下山のタイミングを逃して遭難する人が少なくない、と昔何かで読んだことがある。
年齢が上の方がこの判断を誤りやすいのだとか。
次、いつ来れるか判らない、機会があっても、その時登れる体力が残っているかどうかが判らない、そんな風に思ってしまうらしい。
これは登山の話だけれど、人生においてもこれはイメージが重なりますね。
人はなかなか、今まで得たもの、積み上げたものを捨てられない。
だけど、この満月は、ズラッと今までの成果を並べられて、
さあ、次どうする?
って言われて追い込まれているような感じになる。
そのまま邁進するのか?
方向転換するのか?
自分が本当にしたかったこと、自分の奥底の本心に、気がついてしまうような、そんな満月らしい。
だからこそ、今、何を『意図』するか? がすごく大事。