素晴らしい日本人の生き方を取り戻す為に | ひふみ塾 世回りブログ

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子ども達の未来のために食や医療などの真実や嘘を暴いて行こうと思います!

夜路死苦お願いします!






1、危機の現状



◆規範の喪失

今日の日本では、警察官や教師による不祥事、子供による親殺し、無差別殺人など、信じられないような事件が、日常的に起こるようになりました。

食品の生産地や賞味期限の表示がごまかされたり、建物の耐震強度が偽装されたり、人間のいのちにかかわるような重大な嘘でさえ、平気でつかれるようになりめした。

そして教育の現場では、「いじめ」の問題が深刻さを増しています。

いま、日本人の規範意識(モラル)に深刻な異変が起きています。

こうした現象は、かつての日本では考えられませんでした。恥を不名誉とする美徳、親子の強い絆、正直・誠実を貴ぶ気風、弱いものいじめを許さない心が共有されていました。



◆親が子を育てられない

戦後七十年、日本は目ざましい経済の繁栄を遂げました。物はあふれ、生活はとても便利になりました。

しかしその間にこれまでの日本の家庭や地域、職場などで継承されてきた伝統は、なおざりにされてきました。

家庭では、核家族化が急速に進行し、地域では、共同体意識が薄れてきました。そして、日本人としての生き方、伝統的な精神、それをはぐくんできた日本の豊かな歴史を教えられなかった大人が増えました。いま、その大人たちが、子供たち、孫たちを育てているのです。

こうして現代日本の子供たちは、親からも、地域の人々からも、学校の先生からも、日本の伝統や文化、日本人が大切にしてきた価値観や生き方を教わらないまま成人するようになっているのです。



◆家庭の荒廃が心の荒廃を生む

現代の日本人は、経済の繁栄の一方で、大切な心のあり方を見失ったようです。何でも便利に、簡単にできてしまう現代的な暮らしの中で、「いのち」を大切にする生活、心を込めた家事や暮らし、家族の絆などがおろそかになってきました。

今日では、子供も大人も、塾の勉強や会社の仕事に追われています。食事も生活も別々で、同じ家の中にいても、家族全員が顔を合わせることがほとんどないという家もあります。家庭の荒廃は心の荒廃に直結します。

私たちはもう一度、生活の原点に帰らなければならないのです。