継続性障害（OCD）患者の全死による死亡と原因別の死亡のリスクを全国規模のスウェーデンのコホート研究で検討する。
61万3780例の一般集団コホートと、OCD患者3万4085例と両親も同様に同細胞で罹患していない4万7874例の同細胞コホートを中央値で8.1年追跡した。
者3万619例が研究期間中に死亡した（粗死亡率は1000人年当たり8.1対5.1）。調整後の層別Cox比ハザードモデルで、OCD患者は全死因死亡（ハザード比1.82、95） ％CI 1.76-1.89）、自然な原因による死亡（同1.31、1.27-1.37）、不自然な原因による死亡（同3.30、3.05-3.57）のリスクが高かった。
自然な原因のうち、内分泌・栄養・代謝の疾患、精神疾患、行動障害、神経系・循環器系・呼吸器系・消化器系・尿知覚生殖器系の疾患による死亡のリスクはOCDコホートの方が罹患していないコホートよりも高かったが、新生物はOCDコホートの方が低かった。不自然な原因のうち、ハザード比が最も高かったのは自殺で、その後事故だった。
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