ワンコは、12月21日(土)23時ごろに旅立ちました。
随分と動けなくなっていたけれど、15日にはパパと3時間ほどお留守番してもらって息子とお友達と食事したりしてました。
少しずつ弱っているものの、安定した容体。
点滴をすることも減りました。
ドライフードは、ひき肉を掛けても食べなくなって流動食のみ+ひき肉のみ。
大好きなひき肉(鳥胸かささみ)も下で口に入れられないのか、食べたがりはするので私が口に押し込んだりしていました。
17日の定期通院で血糖値が低いことがわかりその晩の注射はお休み。
そして18日の朝、突然てんかんを起こしました。
てんかんは、11月くらいにも起こしていて、その時からグリセリンやワセリンを飲ませたりしていました。
てんかんの症状が5分ほどで終わりましたが、当然食事も取れず朝の注射も見送り。
実家にあずけ、その後に病院に行くかを託しました。
1時間後、実家より流動食を30ml食べ終わったのでインシュリンの注射やりに来てと言われましたが、昨日の血糖値を思い出していらないんじゃないの?と思うのですが「先生が言っていたからやって」と言われ、息子に注射しに行かせました。
昼頃、実家で再度てんかんを起こしたそうで、いつもの病院はお休みでSOに連れて行ったそうです。血糖値がさらに下がっていました。
一晩泊まりで点滴をうつことになった。これは、とてもかわいそうな事でした。
翌朝19日。点滴の甲斐なく血糖値は43くらいだったと思います。
主治医へ連絡し「ステロイドを点滴すればどうにかなるかも」と言われそこでも点滴。
ずっと父が抱いていたと思います。
夕すぎに我が家へ戻ってきたときは、ぐたりしていました。
夕飯など取るはずもないですが、薬だけは、なんとか飲んでくれました。
20日、息子の3者面談の帰り、母からメールがあり、ワンコの「体調が良くない、主治医に連絡したけれど、家で抱いていてあげてくださいと言われた」とのことで、泣きながら帰りました。
夜も食事をとれない。水も。薬だけ飲んでくれた。
21日朝、息子が「ぼくが上手に食べさせられる」と7.5mlほど流動食を食べさせました。
薬ものみました。
出社前に実家に預けた後、そちらでも7.5食べることができたそう。
夕方、我が家に戻ってきて息子から7.5食べてくれました。
薬までは大変そうで様子を見ていたら22時になったのでお薬を飲ませたら飲んでくれました。
その数十分くらいあとでしょうか?とても息が辛そうで、でも「メエメエ」言っていたのでおしっこだなって思って。
もう排尿も大分大変だったけど縦に抱くと出やすいようだったので縦抱っこ。
久々に吠えて怒っていましたのでお腹の上に戻したらおしっこが終わりました。(シートを敷いてお腹に抱いています)
おしっこが出て苦しい呼吸が終わり、ふっと落ち着くのですが、間もなく浅く小さく荒い呼吸が始まり、もしかして・・と思いながらもお腹の上でずっと名前を呼びさすっていました。
息子は、その間「絶対に回復する」と信じて、ワンコを気にかけながらも淡々と日常を送っていました。
舌を横に出して苦しそうにしていたので「噛んじゃうからだしちゃダメよ。」と戻しずっとずっと抱いてさすっていましたが、まもなくふっと呼吸が止まり、慌てて私からワンコを取り上げ心臓に耳をあてる息子の手の中で心音が消えていったそうです。
息子は、泣き崩れていましたが体の温かいうちに両親に会わせたく、ワンコの大好きだったブランケットに包んで連れて行きました。
最後、温もりは感じてもらえたと思います。
安らかな寝顔でした。
目は、ほとんど閉じ切っていません。
目を完全に閉じて眠ることもあまりできなくなっていたから。
優しい表情でした。
ありがとう。ありがとう。
どうか安らかに、天国にちゃんとたどり着いたら
何度でもそこから遊びに来てね。
私達もおなじところに行けるように、がんばって生き抜きますね。