「厚くお詫び申し上げます」どこが間違い? | さようならを言う前に

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「厚くお詫び申し上げます」

 

ビジネスシーンでよく使われる謝罪表現ですが、

実はこれ、正しい使い方ではありません。


上司や先方への謝罪メールで使用してしまうと、

相手に不快感を与えてしまうかもしれません。



今回は、
「お詫び申し上げます」

正しい使い方を紹介します。


謝罪の場面で誤用しないよう、ぜひ最後までチェック

してみてくださいね!

「お詫び申し上げます」の正しい使い方
「厚くお詫び申し上げます」この表現を見たとき、

みなさんはどこに違和感を覚えましたか?

これは形容詞の使い方が間違っているんです。


「厚く」は感謝を告げる際に「厚く御礼申し上げます」

といった形で使用されます。

 

謝罪を述べる際は、「厚く」ではなく「深く」

用いるのが正しい表現



そのため、正しい使い方に直すと「深くお詫び

申し上げます」です。



「厚く」と「深く」を混同してしまいやすい形容詞

だと思いますが、どのシーンでどちらを用いるべき

なのかは、動作と一緒に覚えておくと記憶しやすい

と思います。

「深く」は謝罪、「厚く」は感謝の際に使用される言葉。
謝罪をする時は相手に対して頭を下げますよね。

この行動に対してふさわしい表現は、
「厚く」ではなく、「深く」。
動作をイメージして覚えれば、混同してしまうことも

少なくできます。



「深く」の言い換え表現として、「心より」「心から」

という言葉があります。
「厚く」の言い換え表現としても使えるため、

覚えておくと、「深く」と「厚く」を混同して
間違えることなく使える便利な表現。

「心より」は文語、「心から」は口語で用いられる

ことも押さえておけるとさらにいいでしょう。

正しい表現を覚えてスマートに

何かミスをしてしまった時は、迅速かつ誠意の

ある対応が求められます。誤った表現を使って
謝罪をしてしまうと、さらに印象が悪くなって

しまうことも。

 

謝罪をする相手と良好な関係を続けていくためにも、

正しい表現を覚えておきましょう。

 

 

 

 

                 

読んでくれてありがとう~枠はheeさんから