もやしは光を当てないきれいな水の中で、
1年を通して栽培されている旬のない野菜です。
寒い季節に鍋にも使えるもやしについて、
もやしの選び方、注目すべき色など特徴は?
袋詰めされて売られていることが多いもやし。 変色していないものが◎です。
ツヤがあるような色味のものが新鮮な証拠です。
褐色になっていたり、黒ずんでいたりする
ものは避けてください。 先端が開いて広がっているものや、袋に水が 出ているものはNG。どちらも収穫から時間が
経っているサインです。 足の早いもやしは、できるだけ新鮮なものを
選ぶように心がけましょう。
また、芯が太くて短いものを選びましょう。 さらに、固く締まっていると、食感がいいです。
へなっとしていたり、柔らかくなっていたり
するものは古いので避けるようにしましょう。
◆大豆もやしの選び方 加えて、大豆もやしを選ぶときは、豆がきれいな 淡い黄色で、ぷっくりとした状態のものが
新鮮です。 豆が開いていると、収穫から時間が経っているので
もやしは足が早く、1週間以内に傷んでしまう
デリケートな野菜です。正しく保存して、できるだけ
長くシャキシャキとした食感を保ちましょう。
◆もやしの保存はチルド室が◎な理由 もやしの一般的な消費期限は、製造日を含めて 3日ほど。水分が多く、発芽中の新芽であるため、
ほかの野菜と比べて劣化がとても早いです。 できるだけ早く調理することをおすすめします。
未開封のもやしを保存する場合、野菜の保存=野菜室 と思いがちですが、チルド室がおすすめです。
低温の場所が適しており、10℃以下で保存すると
劣化を遅らせることができるので、
設定温度が高めの野菜室は避けてチルド室に 穴を開けて保存すると長持ちする」という
豆知識を見かけたことがあるかもしれません。 袋に穴を開けると、もやしの水分が抜けやすくなり、
色味が茶色になったり、香りも食感も失われやすく
なったりします。
買ってきたままの状態で保存するときは、袋に穴は
開けずそのまま冷蔵庫に入れることをおすすめします。
◆もやしをすぐに使えないときは…保存法3選 袋を開けてからもやしが残ってしまったときは、 水に浸して保存するか、茹でて保存すると
期限が少し延びます。 浸る程度に水を張った保存容器にもやしを入れ、
チルド室に置きましょう。
こうすると、発芽する状態と同じ環境になるので、 よい状態をキープすることができます。
保存容器の水は毎日換えましょう。 茹でて保存するときは、沸騰したお湯にもやしを 入れて10~15秒程度茹で、ザルに上げて冷ましたら、
水気をよく切って保存容器に入れて冷蔵庫へ置けば OKです。
レンジ加熱する方法も手軽なのでおすすめです。 シャキシャキと仕上げたいときは600Wで1分半、
しんなりとさせたいときは600Wで3分、レンジ加熱 してください。
もやしは冷凍するとシャキシャキとした食感がかなり 失われるので、あまりおすすめできません。
ただ、どうしても使い切れないときには活用しても よいかと思います。
冷凍するときは、もやしを洗って水気をよく切って
から、保存袋に入れて冷凍庫へ。水分が残ると
霜になって、おいしさが半減してしまうので
水気をよく切りましょう。
使うときは鍋や炒めものなど、必ず加熱調理 してください。
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