春分の日の今日は、日の出時刻を
すぎた7時になっても真っ暗でした。
9時半を過ぎた現在も家の中は
電気なしでは過ごせないくらいです。
雨が降っているのではなく、全体が
白くかすんでいて、太陽の光がまったく
届いてきません。
テレビからは福岡市はPM2.5の
数値が基準を上回ったことを
告げています。
なるべく用事がない人は外出を
控えるようにと・・・。
どうしても出かけるときはマスクを
するようにと。
おまけに黄砂も入ってくると
言うことです。
私は1歩も出ないで済ますことは
できますが、そうは行かない人が
ほとんどですから、これは本当に
困ったことだと思います。
PM2・5が高濃度の地域ほど、
心臓発作を起こした患者の経過が
悪く、死亡率が高まるおそれがあると、
英ロンドン大学衛生熱帯医学大学院
などの研究チームが欧州心臓病学
会誌に発表したそうです。
PM2・5の人為的な発生がなければ、
死亡を12%減らせるとも試算
したというのです。
チームは、2004~07年に
急性心筋梗塞などで入院した
15万4204人(平均68歳)の
その後を10年まで追跡。
同じ期間中の、患者が住む英国内
10地域の大気汚染物質の平均濃度
との関係を調べました。
平均3・7年間の追跡中に3万9863人
が死亡しました。
年齢や性別、持病や喫煙習慣など
を考慮した結果、PM2・5の濃度が
1立方メートル当たり10マイクログラム
増えるごとに死亡率が20%増えると
分析しています。
PM2・5の人為的な発生によって、
12%にあたる4783人が死亡したと
推定されます。
大気汚染物質でも、窒素酸化物 や、PM2・5より粒径が大きい
PM10では統計上の明確な
差が出なかったそうです。