心地よい風に吹かれて
秋桜に囲まれた君は
その花言葉通り¨少女の純真¨そのものだった
そんなに珍しくもない花だけど
はしゃいだ夏を見送るような この花はどこか物憂げだった
¨このコスモス畑去年より大きくなってる¨
携帯を片手に淡いピンク色に染まる君
撮影した一枚一枚が思い出になる
¨ねぇ、また来年もここに来ようね¨
¨ああ…また来よう…¨
¨約束だからね!¨
あれから一年…
またここで、淡い色の秋桜を見つめている
去年よりももっと数を増したコスモス
¨少女の純真¨を思い出にした僕は
果たせなかった約束を口にした…
¨また来年だよ!約束だよ!¨
約束…
したのにね…
心地よい風に吹かれて
秋桜に囲まれた僕は…
何度も無邪気に笑う君の姿を繰り返す…
