ランニングをはじめとした有酸素運動などをしていると、
「はじめの5分」で、こんな風に思うことはありませんか?
・きつい、もう走れない・・・
・脚は重いし、呼吸も苦しい、今日はマジで無理。
・え、本当に無理、横腹痛い・・・
私は本当におもしろいことにほぼ毎日思っているのですが
(自分で思いながら、“懲りずに毎日思うもんだなぁ”と笑ってしまいます)
5分を超えると不思議なことに、
呼吸が整い、足が前に出るようになり、
気づけば「まだまだ走れる」と思えてきます。
調子がいい日は、
身体に羽が生えたような感覚になることもありますね。
実際これは科学的にも証明されていることのようでして・・・
運動を始めた直後は、
身体がまだ酸素供給やエネルギー消費のペースに適応できておらず、
心拍や呼吸、血流のバランスが安定していないため、
強い負荷や苦しさを感じやすいそうです。
ですが数分経つと、筋肉への酸素供給や体温調整、
自律神経の働きが整い始め、身体が「運動モード」に切り替わることで、
徐々に楽に感じられるようになると言われています。
実はこれ、人生や仕事、人間関係においても
全く同じことがいえると考えています。
新しいことを始める時。
挑戦する時。
環境が変わる時。
最初は慣れていないから不安になるし、成果も出ない。
「向いていないのかもしれない」
「やっぱり無理かもしれない」
「自分にはきつすぎる」
そう感じることもあるでしょう。
仕事でもそうです。
営業を始めたばかりの頃は、電話一本かけるだけでも緊張する。
何を話せばいいかわからず、断られるたびに落ち込む。
「自分には向いていない」
そう思って辞めたくなる人も少なくありません。
実際の仕事となるとそれが本当に「5分」というわけではなく
1週間のこともあれば3ヶ月のこともありますが
いわゆるその最初の「5分」でもうダメだ・・・と
諦めてしまう方が多い印象です。
そこを超えれば
お客様の反応が少しずつ読めるようになり、
言葉が自然に出てくるようになり、
ある日突然、会話が噛み合う感覚が生まれるにも関わらず、です。
昨日まで苦しかったことが、
気づけば普通になっていると実感できる日がくるのに、
そうそうに引き上げてしまうのは
本当にもったいないですよね。
確かに、身体も心も、変化には抵抗します。
これは人間であれば、どんなスペシャリストでも
猛者でも全く同じです。
違いは「そういうもんだ」ということを知り、
そういう自分を受け止めて、最初の「5分」を
ある種「やりすごせるか否か」。
今始めたばかりで
「辛い、私は向いていないかもしれない」
と思っている方は、ぜひ身近な熟達者に
この案件における「5分」てなんだろうかと聞いてみたりして、
その期間を「やりすごして」みてください。
休むことも大事ですし、立ち止まってもOKですよ。
また走り始めればよいだけの話ですから。
そして案件がうまくこなせるようになることよりも
このプロセスを手にすることが
もっとも有益なライフハックだと思います。
ぜひ、試してみてくださいね。
人事コンサルタント
金森秀晃
