攻めの準備法 | ZACグループ代表取締役社長・金森秀晃オフィシャルブログ

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株式会社ZAC社長 金森秀晃のブログ。
人事制度構築、教育・研修サービスとその現場から得た気付きについて綴っています。
企業研修・コンサルティング・スクールのことから、大好きなおやつの事まで幅広いブログです。


「あの資料も作っておけばよかった」
「もっとああしておけば、こんなに時間がかからなかったのになぁ」など
仕事で得られた結果から準備不足に気づかされることは大なり小なりいろいろとありますよね。
不可抗力的な部分もあるでしょうし、結果論のような側面もあるかもしれません。

準備は何をやるにしても必要な概念ですが
立て込んでくるとあれもこれもやらなきゃと自分でパニックになってしまうんですという方がいます。
落ち着いてやればできる、踏ん張るなど気持ちで乗り切ることもアリですが
今回は気持ち以外の面でクリアする方法についてまとめてみました。

まずパニックに陥る要因を紐解いてみましょう。
いろいろありますが”ミスやトラブルなく結果を出したい”と思い過ぎていることが代表的な要因のひとつです。
一見よさそうな感じがしなくはないのですが、あまりに心配過ぎて自分が安心したいがための準備になってしまったりと準備の方向性を取り違えてしまう、なんてことも(´Д`)

ではどうすればいいのでしょうか?
ポイントは仮説を立てることです。
具体的には
・こういう結果(状況)に至りたい
・上記に至るのに現時点で不足してる情報はなにか
このふたつを設定しておくことです。

すると、結果が出るか出ないかということそのものに執着しすぎることなく、
ミスやトラブルが「うわ、どうしよう」と避けたい事から
「こう思っていたけどここが違ってたんだな」と仮説と事実の差異を把握する出来事に変化します。

こうなるとやって得られたことがすべて得たい結果につながっていく情報として次に活用することができるようになる感じしかしませんよね笑。

もちろんミスやトラブルをあらかじめ予測し対策を取っておくことも必要なのですが、守りだけではなく仮説を設定して攻めの感覚で物事を推進することが守りの精度をも高めてくれるでしょう。

「あれもやっておけばよかった」というのはミスではなくて新しい発見!
ただひたすらに頑張るのではなく、もっと自由に挑んでもよいことに
どんどん気づき仕事が面白くなるかもしれません。
ぜひ活用なさってみてください!

人事コンサルタント
金森 秀晃