夏の甲子園と24時間テレビが終わると
”そろそろ夏も終わりか・・・”と季節の移り変わりを感じますね(^^)
今年の甲子園も多くの観客が胸を熱くさせられたのではないかと思います。
特に今年は昨年の夏の覇者、宮城の仙台育英を始め、岩手の花巻東、青森の八戸学院など東北勢が躍動した年だったようですね。
(スタッフに東北出身者がいるもので、少しだけ詳しくなりました笑)
高校生たちの全身全霊のプレーからももちろんですが、彼らを導いた各校の監督の方々の言葉や
振る舞いからも多くの学びをいただいたように思います。
甲子園ファンのスタッフにイチ押しの監督を聞いてみたところ
迷いに迷って「仙台育英の須江(すえ)監督でしょうかね・・・」とのこと(^^)
指導法や言葉選びがマネジメントに非常に参考になってるのだそうです。
スタッフからきいた限りの情報からですので、若干偏りがあるかもしれませんがポイントをまとめてみました!
▼ポイント1:すでにあることに気づかせる
強豪校の選手たちは全国から集まった猛者たちばかり。
多感な時期でもあるでしょうし、他の選手と比べて自分の課題にばかり目が向いてしまうかもしれません。
彼らの向かう所と現状把握と思考の交通整備を二人三脚ですることでプレー技術だけではなくてそれを扱う器も磨かせているのでしょうね。
▼ポイント2:マイナスの出来事があった時ほど「機」と捉える
「人生は敗者復活戦」というのが須江監督の座右の銘なのだそうです。
これを体現すべく、「グッドルーザー(負けても潔い敗者)であれ」と常に選手達に伝えているのだそう。
(実際、甲子園の決勝戦で敗れた時には選手たちも相手チームのインタビューに耳を傾け、拍手をしていました)
上手くいかなかった時ほど自分のことを中心に考えてしまうことが多いかもしれませんが
そういう時ほど客観性を高め、振り返り、次を考えるチャンスと捉えるのだそうです。
いかがでしょうか。
躍動する選手達や勝敗がやはり注目されやすいですが
それらの結果に至るまでのプロセスを作った監督たちにも注目してみると
結果の作り方やマネジメントへの理解が深まるかもしれませんね。
参考になりましたら幸いです!
人事コンサルタント
金森 秀晃