ムツゴロウさんから学ぶ、才能を花開かせる”ある条件”とは? | ZACグループ代表取締役社長・金森秀晃オフィシャルブログ

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今年の4月に逝去された、作家の畑正憲さん(通称ムツゴロウさん)。
動物が大大大好きで、その接し方がクレイジーと表現されることもあった
印象をお持ちの方も少なくないかもしれませんね。

最近、ムツゴロウさんについて書かれた記事を偶然目にしたのですが
動物が大好きなことだけではなく、かなりいろんな顔をお持ちの方だということを知りました。

囲碁はアマチュア5段の実力

独学で東大現役合格

麻雀は強すぎて本人のために階級を設けるほどの実力
(日本プロ麻雀連盟の相談役もなさっていたそうです)

などなど様々な分野に
突出した能力を発揮しています。

多彩な人をみると、
すごい才能だなと純粋に尊敬を抱く反面
自分とは住む世界がちがうんだろうな
などと反射的に思うこともあるかもしれません。

ただ、個人的に思うにムツゴロウさんは”ある条件”を満たしていたから
このように多彩な才能を花開かせることができたのかもしれません。

では”ある条件”とは一体なんでしょうか?
それは
・やってみてから意味を考える
・損得抜きで没頭する
ということです。

子供のころと比べると大人になるにつれて
”こんなことに時間とエネルギーを割いて意味あるんだろうか?”と考え、
好きなことをやめたりセーブしてしまうなんてことはありませんか?

これは他者と自分の相関を作り、評価や承認を求めたり
仕事などで様々な期待や要望に応えなければならない環境に身を置いていて
優先度が変化したなど様々な要因があるかもしれません。

大半の人がこれらの要因にハマってしまうとしたら
この逆である”ある条件”をやってみるだけでも
ムツゴロウさんクラスまではすぐに行けなくとも
自分の才能に気づくヒントは得られそうですよね。

もしそうでもなかったという結果になっても
現時点で意味を感じないことにトライし没頭する力が高まり
同じ事をしていても以前の自分よりもパフォーマンスが高まっているでしょう。

麻雀がプロ中のプロ、東大合格など
わかりやすい結果をみて才能だと思ってしまいますが、
これら得たムツゴロウさんの一番の才能は”没頭力”なのかもしれません。

ムツゴロウさんの域にはなかなか行けなくても
昨日の自分よりも”没頭力”を更新したなという日を増やしていきたいですね。
参考になりましたら幸いです!

人事コンサルタント
金森 秀晃