タモリに学ぶ”俯瞰力” | ZACグループ代表取締役社長・金森秀晃オフィシャルブログ

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株式会社ZAC社長 金森秀晃のブログ。
人事制度構築、教育・研修サービスとその現場から得た気付きについて綴っています。
企業研修・コンサルティング・スクールのことから、大好きなおやつの事まで幅広いブログです。

 

このブログをご覧になっている皆さんも、
・自分が何者なのか?
・自分は何のために生きているんだろう?
そんな風に思ったことが一度や二度はあるのではないでしょうか。

私も若かりし頃はよくそんな風に思って
柄にもなく哲学書などを読んだりしていたのですが(笑)
タモリさんのこの言葉を聞いたときに霧が晴れたような感覚になったことを覚えています。

「まあ、私も結構活躍してるみたいなんですけども、
宇宙から見たらもうどうでもいいですね」

あれだけテレビで活躍されていて成功を収めている方が、
「宇宙から見たらどうでもいい」とおっしゃっていて、
自分には到底届かないとんでもなくすごい人だけれど
確かに宇宙から見れば…と妙に納得してしまったのです。

私のような凡人は、
つい自分はものすごく意味のある存在であるかのように錯覚して
目の前の出来事に一喜一憂してしまうのですが、
確かに宇宙から見たら自分なんてただの粒子の集まりであって、
特に意味があるわけでもないちっぽけな生命体だよな(笑)と
我に返る機会をいただきました。
(タモリさんはこういう俯瞰した目線をもっていらっしゃるから
本気で楽しみながらも冷静に場を進行することができるのでしょうね。)

でもそれは存在に意味がないから生きる意味がないとは全く違います。
むしろその逆で、元々人生に意味なんてないし、
全部大したことじゃないと思うと、
より大胆に挑戦をしてみようという勇気がわいてきたり
より繊細に純粋に物事を感じ取ろうという気持ちになれたりして
人生をより一生懸命に楽しむことができるようになると思うのです。

元々意味がないものなら、
見るもの感じるもの体験するものすべてに意味があって
それを味わい尽くすのが人生だし、
元々大した意味があるわけでもない生命体なら
自分が生きた意味を残すのが人生だとも思えてきます。


逆に、人生に意味があるからそれを「探しに行く」となってしまうと、
永遠に自分探しをしないといけなくなって、
かえって窮屈で大変な生き方になってしまうような気がしています。

白馬の王子様が迎えに来てくれるのを待つのではなく、
自分が白馬の王子様になってやるという気持ちや、
自分が相手を白馬の王子様にしてやる!なんていう気概があれば
ゲームのように人生を謳歌できるでしょう。

皆さんも、自分探しの迷路に迷ったら、
ぜひみなさんもタモリさんの言葉を思い出してみてください!
とってもスッキリした気持ちになれると思いますよ\(^o^)/


人事コンサルタント
金森秀晃