ワールドカップカタール2022が
今月から開催しましたね!
世界中のサッカーファンが、4年に一度のサッカーの祭典に
”やっとこの時が・・・!”と連日熱狂なさっていると思います。
そんなサッカーですが、国際大会の代表チームで登録される人数は最大26名でうちゴールキーパーは3人です。
スタメンのゴールキーパーと控えのゴールキーパーが絶対に必要なことは、サッカーど素人の私でもわかります。
でもゴールキーパーってポジションひとつだし、3人も・・いる・・・??
(失礼極まりない疑問なのですが・・・!代表チームに招集されるほどの選手ですから、研鑽を積み重ねてらしたことは間違いありませんよね。)
しかも第3のゴールキーパーは招集されても99%試合に出ることはないと言われているのだとか。
じゃあ何のためにいるのでしょう・・・?
彼らの役割は「チームのモチベーションを高め、チームで勝つための執念を保つこと」なのだそうです。
試合に出られるのは1試合で最大14人です。
第一線で活躍することを命題とする選手が試合に出られないのは、どうしてもモチベーションが下がってしまうでしょう。
これがチームの不協和音を生むことにも繋がってしまいます。
こういう時にこそ、第3のゴールキーパーの存在が必要不可欠になります!
99%試合に出られないとされている選手が
全力で練習に取り組み
誰よりも声を出してメンバーを鼓舞し
チームの勝利を喜ぶような行動をしていたらどうでしょう?
それよりも可能性がある選手は
”あの人が頑張ってるんだから、自分はもっとやれるはずだ”
そう自分自身を奮い立たせることができるでしょう。
それがチーム全体の結束を高め結果に繋がるのだと思います。
第3のゴールキーパーは、もしかすると誰よりも勝つことへの執念を滾らせている人なのかもしれません。
試合に出る選手を光とするなら、結果のためにに全力で影の役を引き受ける。
これは仕事においても求められる役割のように思います。
”あの人がやってるんだから、私も頑張ろう”
そう思わせる佇まいで他者を勇気付け、奮い立たせることができるような振る舞いをしていきたいものですね。
日々精進!
人事コンサルタント
金森 秀晃