「ねばならない」を手放す | ZACグループ代表取締役社長・金森秀晃オフィシャルブログ

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株式会社ZAC社長 金森秀晃のブログ。
人事制度構築、教育・研修サービスとその現場から得た気付きについて綴っています。
企業研修・コンサルティング・スクールのことから、大好きなおやつの事まで幅広いブログです。



私たちがイライラするなど、感情が乱れるときはどのようなときでしょうか?
自分の予定通りにコトが進まなかったとき
想定外の反応が得られたとき
などが多いように思います。


先日、スタッフと談笑していたときのことです。
スタッフ曰く「自分がイライラしてしまう時は、執着している時だと気づきました」と話していました。
よくよく話を聞いてみると、数日前の帰宅中に
電車が人身事故で運転見合わせになってしまったそうです。


以前であれば、「一刻も早く帰らなければ!」と満員の車内で辛抱強く待っていたそうです。
そのときは、一瞬「うぅっっ((+_+))」と思ったそうなのですが、すぐに降りて駅近くのカフェで読書や考え事をして過ごし、
運転が再開した頃を見計らって帰宅しました。
帰宅時間は普段よりも遅くなったものの、非常に充実した時間を過ごせたそうです。


「以前であれば当初予定していたことを通さなければとか、なんでこんなタイミングで起こるんだ、など
自分には変えられないことを粘ったり憤ったりしていたかもしれません。
”同じ時間をどうしたらより良く過ごせるだろうか?”を中心に考えるようになったことが行動を変えるスピードを速めてくれているように思います。
何に執着してるかに気づくことで、切り替えやすくなっているのかもしれません。」
と話してくれました。


生きている限りイライラすることは無くなるもの・・・
私たちはつい、イライラなど”マイナス感情”を感じなかったことにしてしまいがちですが、
敢えてなんでこういう感情になっているのかを一呼吸おいて自分に問いかけてみると、解決できることはたくさんあるのかもしれませんね。


人事コンサルタント
金森 秀晃