見えない囚われから自由になるために | ZACグループ代表取締役社長・金森秀晃オフィシャルブログ

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株式会社ZAC社長 金森秀晃のブログ。
人事制度構築、教育・研修サービスとその現場から得た気付きについて綴っています。
企業研修・コンサルティング・スクールのことから、大好きなおやつの事まで幅広いブログです。

 

皆さんは「エレファントシンドローム」という言葉を聞いたことがありますか?


「象がまだ子供の時に足に鎖を付けて丈夫な木に繋いでおく。 
その子象は最初は必死に逃げようと試みるものの、やがてそれを諦める。
その象は大人に成長してからも、
細い木に繋いでおくだけで決して逃げようとしなくなる。」

なんとも身につまされるエピソードではありますが
象を調教するときの方法からきている言葉で、
「自分でも気づかないうちに自分で限界を決めてしまい、
ポテンシャルを発揮できていない状態」を指す言葉と言われています。

この由来から「サーカスの象」とか「象の足かせ」という風に言われることもありますね。
(いずれも同じ意味合いです)


私はとある方の講演でこの話を初めて聞いたとき、
ある種の恐怖心を覚えました。

というのも、自分にはその足かせが何なのか?
何に囚われているのかが全く見当もつかなかったからです。
このまま私は「サーカスの象」として一生を終えるのかと思うと
なんだかとても不安な気持ちになったのです。

今日は、その時言われて救われた言葉を
皆さんにも共有してみたいと思います。

「囚われを発見しようとして行動すれば必ず見つかる。
囚われに気づこうとするエネルギーだけで人は成長できる。」

今この時点で目に見えなかったり不確かなものであっても
その存在を発見して戦ってやるんだ!というエネルギーさえあれば
いずれ囚われに気づき自分をより開放していくことができる。
今日この瞬間囚われを把握できなくても、
明日の自分が発見して克服することを信じて生きよということですね。

生きていると毎日それなりに大変なことがありますが、
それ以来、
「それぞれの人が見えない囚われからより自由になるために
神様がゲームを作り、ヒントを与えてくれているのかもしれないな」
なんて思うようにもなりました。

日々の制限やうまくいかないことはすべて
見えない囚われに気づかせようとしているのかもしれないと思うと
毎日をより前向きに楽しく生きていくことができる気がしたのです。

見えない足かせを発見したらそれを外すだけで
いとも簡単に解決できることもあるかもしれませんし、
より自由にクリエイティブに楽しく生きられるかもしれません。

なんだかうまくいかないなぁということがあれば
是非、このエレファントシンドロームのことを思い出してみてくださいね♪


人事コンサルタント
金森秀晃