夜王からの気づき~リーダーの資質とは~ | ZACグループ代表取締役社長・金森秀晃オフィシャルブログ

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株式会社ZAC社長 金森秀晃のブログ。
人事制度構築、教育・研修サービスとその現場から得た気付きについて綴っています。
企業研修・コンサルティング・スクールのことから、大好きなおやつの事まで幅広いブログです。

こんにちは。
サロン事業部の麻生です。
今日は僕が院長ブログをジャックします!

3月になり、桜が咲く季節になりましたが、緊急事態宣言が延長になってしまい、“みんなでお花見を”と考えていた人も家で自粛時間を過ごされているのではないでしょうか? 

自称、Fee'zイチの漫画好きを誇る僕は、「夜王」という主人公が歌舞伎町NO1のホストを目指して孤高奮闘する漫画を読んでいます。
漫画を見ていて自分も仕事でそんなことがあったな…!としみじみ実感したシーンが漫画であったので、本日はシェアしたいと思います!


皆さんは、リーダーや先頭に立つ立場になった時に「下がついて来てくれるか?」など、”自分がリーダーでいいのか”と不安に考えた事などありませんか?

漫画では、主人公が店で“派閥を作ろう”と勧められた際に、“周りの人達はみんな先輩で年上だから…。”となるシーンがありました。

そんな主人公に対し、勧めてくれた人が、「そんな事は関係ない!リーダーっていうのはリーダーになりたいって言ってなれるもんじゃない!皆からなって欲しいって思われる人間が押し上げられてなるもんだ!先輩達はお前のヘルプに入ったりしてるんだから“お前の下についてもいい。”って思ってるんじゃないか?」と弱気な主人公に喝を入れるシーンがありました。

 そのシーンを観ていて、僕も「 初めてリーダーを任された時にすごく不安だったなあ」
と主人公と自分をリンクさせていました。

 それは、僕が仕事でチームリーダーに初めてなったときの事でした。
当時、自信がなかったからか、部下の顔色を伺いながら、指示を出したり、部下に任せずに、自分だけで案件をこなしてしまったなどしていました。

 すると、部下の売上はあまり伸びず、頼んでいた仕事に進捗の報告などもなく、
ミスしてしまったりなどマイナスな面が目立つようになってきてしまいました。 

その悩みを院長に話すと、
「リーダーに必要な要素はなんだと思う?」と聞いてくれました。 

僕は当然のように、“部下に仕事など教えられる事ですかね?”と返答したのですが…。
院長は、「教える以上に重要なのが“姿勢を見せられる事”だ。
自分が自信を持って率先してやる姿にみんな憧れるし、
“この人なら”とついていきたいと感じる」と教えてくれました。 

それを聞いて、自分自身の立ち振舞の間違いに気づかされました。 

僕は、“指示を嫌がられたらどうしよう”“僕じゃ務まらないだろうな”など自信のなさが
言い切らなかったり、忙しそうだからと遠慮して任せられないなど
部下に対してのコミュニケーションに心情がそのまま表れてしまっていました。 

部下の立場からすると、「この指示で大丈夫なのだろうか?」と不安に感じたり、
「どうせ失敗するかもしれない…」とやる気をなくしたりしてしまいますよね(;´Д`) 

院長は、僕の姿をみて不安をわかった上で、それはマイナスにしか働かないことを教えてくれたんだと理解することができました! 

それからは、まず自分の振舞い方を改める為に、“理想の姿像”を項目化して、
部下と接する際には、何事も自信を持って話したり、積極的に指示を出したりするようにしました。 

結果として、続けているうちに不思議と自分にも自信がついたり、こちらから言わなくても案件での進捗報告を行うようになったりと
積極性が生まれてきて、部下の売上が上がったり、ミスも目に見えて減っていきました。

院長の言葉と漫画を通して、やる前から“役割に対して自分の能力は見合っていない”と不安になるのではなく、
“どうしたら部下に慕われる理想のリーダーになれるのか”を考えて、実行する姿勢を見せてあげられるのがリーダーとして大切なのだと感じました。

みなさんも、不安に感じたり自信をなくしそうになったら
改めて『理想の言動』を掘り下げてみてください(^^)/
今度は、教わったことを自分の部下に還元できるよう精進します!

株式会社ZAC サロン事業部
セラピスト
麻生 啓太