「この世は、考える者にとっては喜劇であり、感じるものにとっては悲劇である」 (ウォルポール)
日々、一生懸命に生きている中で、
・あぁなんだか辛いな・・・
・なんで自分ばっかり・・・
・早く楽になりたい・・・
そんな風に感じたことのない方はいないのではないでしょうか。
(弱い私は日々そんなことを感じております(T_T))
でも、それだけだと、人生って本当に辛いものに思えてきてしまいますよね。
たまにある嬉しい出来事も霞むくらい、
大変なことが多いというのが人生だと思います。
しかし!
そんなとき、私がいつも思い出す言葉があります。
それが冒頭の名言です。
ウォルポールは、イギリスの政治家であり初代内閣総理大臣を担われた偉人ですが、
数々の困難の乗り越え成果をあげてきた方の言葉にはやはり深みがあります。
ここでいう「感じる」というのは、きっと、マイナスなことが起こった時に、
すぐに脊髄反射のようにマイナスな感情を抱くということであり(いわゆるFast思考)、
「考える」というのは、マイナスなことを折り込み済みとしてそこに意味づけをして
マイナスをプラスに変えていく人の思考(Slow思考)なのだと思います。
最悪を想定し、
「時間が無い」
「お金がない」
「忙しい」
「介護が大変」
「病気になってしまった」
ということもすべてを折り込み済みと捉え、
それにはどんな意味があるのかと主体的に付加価値を生み出していく。
そう考えていくと、やはりどう考えても「考える」人生の方が幸せのような気がします。
でも自分はそんなに強くなれない、という方もいらっしゃると思います。
しかし、それも折り込み済み。
そう思った時こそ、そう思える方こそ、人生を楽しむ切符を手にしているということなのかもしれません。
「あぁ苦しいな」と思った時、皆さんも是非、この名言を思い出してみていただければと思います♪
気持ちがすっと楽になりますよ(^^)/
人事コンサルタント
金森秀晃