未来の自分に伝えたい言葉 | ZACグループ代表取締役社長・金森秀晃オフィシャルブログ

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株式会社ZAC社長 金森秀晃のブログ。
人事制度構築、教育・研修サービスとその現場から得た気付きについて綴っています。
企業研修・コンサルティング・スクールのことから、大好きなおやつの事まで幅広いブログです。

こんにちは!
コンサルティング事業部、榊原ことバリーです。
今日も金森社長ブログをジャックします!

大晦日、家に戻った時!
晩御飯の準備を手伝った時のこと。

 

「ちょっと、コロッケのイモ潰しといて!」
「はーい」
「ほどほどでいいから、そんなに練ると粘りが出るから!!」
「…ほどほどがどの程度かわかんない」

 

なんて、母と話していました(^皿^)

 

皆さんはご存知ありませんか?
他人の目分量やさじ加減、感覚を再現することの大変なこと!

 

つい、料理をする時って感覚でやってしまいますから、誰かに手伝ってもらおうと思った時、その感覚を伝えきれなくて、齟齬をきたしてしまうことがあります。
結局失敗や、修正の為の余分な手間になってしまって、
「もういい!自分でやる!」
なんて、自分から頼んだのに断っちゃうことってありませんか?

 

でもこれって「なりたて上司あるある」なのではないでしょうか。

伝わらないこと、出来ないことって伝える側にも…

例えば、僕が以前の職場で後輩に仕事を伝えた時、同じようにうまく伝わらないことがありました。
やって見せて、言って聞かせて、やらせてみて…できない!
単に真似ればいいだけなのに、なんでできないんだろう?
と、疑問に思いながら中々出来るようにならない様子を見ていました。

 

でもこれって、「単に真似ればいい」と思い込んでいて、
「どんな風に真似ればいいのか」「ポイントはどこなのか」を伝える手間を惜しんでしまっている自分に問題があったんだと気づかされました。

 

場当たり的に目の前のことを対処するだけでではなく、自分が将来、誰かに伝えることを想定していれば相手を活かすことができる!ってことなのではないでしょうか。

「未来の自分」にも伝えるために!

そのことに気付かされたのは、ZACの先輩に言われたことでした。

 

「榊原さん、メモって何のために取ってるの?
ひょっとして、その場で書いて、それだけで終わってない?

 

メモを取るのは、未来の自分の為なんじゃないかな?
同じ状況に陥った自分に、今している失敗を伝えて予防するよう促したり、もっと効率的にやれるような工夫・アイデアを伝えるために取るものと、俺は思ってるんだ。

 

未来の自分のためを想ったら、きれいに整理して、読みやすいように整えてあげようって
工夫をするんじゃないのかな」

 

そうだ!僕は同じことが起きる前提ではなく、この場をどうやって凌ぐかしか考えてなくて…だから後輩にも伝えることが出来ないんだ!

 

そう思うと、僕は自分をどれだけ粗末に扱っているのか、
なんだかとても恥ずかしい様な思いがしました。

ひと手間があれば、自分も、周りも、ラクになる!

年齢や体力、立場を考えれば、今と同じ業務をし続ける方は少数派ではないでしょうか?
そんな、ライフステージや職務が変化するとき、自分の引き受けている役割を移譲するときも「未来の自分」に伝えることを考えて続けていれば、全く違う景色が見えてくるのではないでしょうか。

 

そんな風に思いながら、今日も気付きにメモを取るバリーでした。

 

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