「分かってくれてる!」と思われる「共感力」⑤ | ZACグループ代表取締役社長・金森秀晃オフィシャルブログ

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株式会社ZAC社長 金森秀晃のブログ。
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シリーズでお送りしている
「分かってくれてる!」と思われる、「共感力」
 
前回は、
 
▶相手の言葉を「〜なんだね」と繰り返す
▶相手の表情のまねをする
 
とてもシンプルなものでしたが、実践されてみていかがでしたか?
 
少しづつ共感力が高められているかと思いますので、
今度はそれを、「継続できる」フェーズになります。
ココができたら、もう共感を「極めた!」といえるかもしれません 笑
 
でも、意識すればするほど、緊張して不自然になる・・・
そんなこともあるかもしれませんね。
 
ということで、
今回は「より自然に共感するには?」という切り口で書いてみたいと思います。
理想は、
無理なく共感できる
自然に共感を示すことができる、です。
 
 
それでは、リラックスして共感できる言葉が自然と出るようになるには、どうすればいいでしょうか?
ポイントはふたつあります。
 

ポイント1:共感の「ツボ」をおさえる

 
 
「感情(どう思ったか)」と「考え」をわけてみる
 
相手の話の全てに共感するのは、
正直ちょっと疲れてしまいますよね 笑
そこで、共感する「ツボ」を押さえます。
 
 
「ツボ」は
相手の「感情」はどこか?
「考え」はどこか?分けてみて、、
「感情」に共感するとよいですね。
 
 
例えば、職場でこんな相談を受ける事ってありませんか?
「同じ経理部の上司が、私にだけキツく言ってきてすごくつらいの。キツく言ったら、緊張していつも通りできなくなるんだから、冷静に話すべきだと思うんだけど・・・」
 この時の「感情」と「考え方」は、それぞれどこになるでしょう
 
 
▶「感情」は⇒「すごくつらい」
▶「考え」⇒「キツく言ったら、緊張していつも通りできなくなるんだから、冷静に話すべきだと思うんだけど・・・」
になります。
 

 

共感するのは「感情」です。

「感情」というその感情に正解・不正解、よい・わるいはなく、

実その人が「つらい」と感じるのだから、つらいのです。

共感すべき「ツボ」をおさえて、「そうか、それはつらいね」と共感できる言葉を伝えればOKです(^^♪
 
 
相手の「感情はどこか?」を考えて、そこに共感する。
共感しようとすると、ついつい話の内容を理解することに一生懸命になるなど、自分にエネルギーを傾けてしまいがちです。
この「感情」と「考え」、2つのツボを押さえて聴くことで、
「相手がどう感じているか」を感じ取ろうとするように、相手にエネルギーを傾けられるようになっていきますよ。
 
人事コンサルタント
金森秀晃