あら、素晴らしい笑顔。
さぞかし楽しいことがあったようね。
その笑顔、
最も状況が悪いときに見てみたいものだわ。
だって、
状況が悪化するほどに形勢の逆転はラクになるもの…
しかも、
好転の影響は増大するでしょ？
あら、素晴らしい泣き顔。
さぞかし哀しいことがあったようね。
その泣き顔、
鏡を覗き込んだときに見てみたいものだわ。
だって、
自分の可能性を引き出すのは唯一自分自身…
なのに、
手を打たないまま年を重ねた自分を嘆かない手はないでしょ？
あら、素晴らしい憂い顔。
さぞかし憂鬱なことがあったようね。
その憂い顔、
問題なく事が運んでいるときに見てみたいものだわ。
だって、
自分を強くしてくれるのは自分が崩壊する一歩手前の負荷…
なのに、
「過ちの修正」という最高のご馳走を手放すのはもったいないでしょ？
あなたの「楽園」は、
快適さにしがみつく自分を徹底的に排除し、
浮かんでは消えを繰り返し、くすぶり続けている、
その本能を剥き出しにして、少しでも動いたときに、
創りだされるわ。
にもかかわらず、
「時間の経過」を「人生」、
と自分を誤魔化し続けるのなら…
ねえ、
お願い…
ここから出て行ってくれる？