昨今の資格ビジネスについて、
「エンプロイアビリティ」が問題ではないか、という話になった。
まあ、このカタカナを日本語に直すと、
「どこでも通用する能力」とでも訳すのだろうか。
欧米では、
この能力が欠けている人材からリストラが行われる、とされている。
戦後、
基幹産業を支えるために活躍してきた、高学歴なホワイトカラーが
今日、
その存在意義を問われている。
彼らのエンプロイアビリティは、
もっぱら資格に頼るしかないのではないか、というお話。
確かに。
今後のエンプロイアビリティは、
その名称自身からかけ離れていくのは、
まず間違いないだろう。
じゃあ、どこに?
「結果を出せるプロセスを持っているか、否か。」
これに尽きる。
今、
キャッシュで一億もっているか、否か、ではない。
一億、つくり出せるプロセスを持っているか、否か。
そのプロセスさえ持っていれば、その何倍つくり出すことも可能だ。
だから、
理由を知らない結果を、神様から受け取ってはいけない。
だって、もったいないでしょ。
それより、
苦しんでプロセスを獲得するのが、
一番の近道なんだってば。