この前の日曜日に、
全日本空手道選手権(新極真会主催)に行ってきた。
ほんの1時間くらいしかいられなかったんだけど、
お世話になったことのある師範からご招待を受けたので、
挨拶がてら行ってきたのだ。
久しぶりの会場(東京体育館)は、
程よい緊張感と、
今では、選手ではない解放感を味わせてくれた。
効率とスピードと機能ばかりが、
追求される現代だけど、
それとは、
かけ離れた「本質の追求」がここにはある。
会場にいながら、
いろんなことを考えた。
もっと演出を考えたらいいのに…
もっと素人でも勝敗が分かり易いルールをつくったらいいのに…
いや、
極真のような武道は、
これでいいのかもしれない。
確かに、
今、僕のやっていることも、
経営を考えたら、
もっと効率やスピードを追求できる要素は山ほどある。
でも、
僕が向き合っているのは「人間」だ。
一見、
無駄に思えるようなエネルギーの傾け方が、
「本質の追求」につながってくる。
改めて、
そんなことを思ったよ。