何かのために | ZACグループ代表取締役社長・金森秀晃オフィシャルブログ

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株式会社ZAC社長 金森秀晃のブログ。
人事制度構築、教育・研修サービスとその現場から得た気付きについて綴っています。
企業研修・コンサルティング・スクールのことから、大好きなおやつの事まで幅広いブログです。

F11-12コレを読んでいる古い友人はよく知っているだろうが、
昔は「怒り」がとにかく抑えられなかった。

とことん思い知らせないと気が済まなかった。
(だから4回も停学になってしまうのだ)
(まあ、単なるアホだね)
(最後の無期停学中に入院するハメになったので、恩師のおかげで卒業させていただいた)

その結果報復として、
僕は18歳の秋に片方の聴覚と三半規管を失うことになる。
それまで僕がやってきたことの代償だ。

昨日は、
本当に多くの方に会わされた。
コンテンツは一切伝えてないのに、
いろんなところに電話をかけている僕を見て、
危機を察知したスタッフが、
僕が頭が上がらない方々を次々に事務所に呼んだのだ。

ジイさん方は、
僕の性格をよく知っている。

のらりくらりと、
僕の立場と責任感を匂わす。
ダイレクトに言わず、回りくどく辛抱強く話す。

言われなくても今の僕は冷静に対処する、
と腹の中で思いながらも、
彼らの「想い」がこそばゆかった。

事態の内容はいっこも知らせてないのに、
はなっから僕は間違えていない、
と決め付けていやがる。

まったく、
こんな「想い」にさらされたら背伸びしてでも、
器の大きさを演じなければならない。

結果、
演じた器の大きさが出した結論が以下の「赦し」だ。

「どんな人間でも、
ちょっとした不安定さで、
ズルく卑劣になってしまうことはあるだろう。

が、
それがその人間のすべて、
なんてことは断じて、ない!

少しでも本人が客観視すれば、
どんな人間でも必ず輝きを放つ。
ちょっと疲れていただけなんだろう。
繊細なだけかもしれない。

だから、
周りの人間が「赦す」ことによって、
その人間が後々絶対に後悔するような事態から救うことが出来る。

もしかしたら、
いずれ手を取り合える日がくるかもしれない。」

まあ、
なんとか頑張って出したけど、
今は、
本音だ。

自分ひとりだったら、
間違いなく抑えられなかったよ。

でも今の僕には、
口うるさい先輩やご隠居さん方、
そして何よりも、
お客様とスタッフとそのご家族がいてくれる。

ありがとう。

僕は、
必ず返します。

必ず…